未踏ジュニアのメンターを何年もやってきて色々と考えたことや議論したことがある。今後未踏ジュニア的な子どもの創造性を喚起するサード・プレイスが増えるなら、当然「初めてメンターをする」という人も増える。だから経験を言語化してそれらの人に共有することが社会にとって有益だ。

その情報共有の場は「公開の情報発信の場」か「非公開の双方向コミュニケーションの場」か、という議論が行われて、まずスモールスタートとして前者をやるのが良さそうだと感じたのでこのページにまとめていくことにした。

  • (西尾の当初の構想は後者だったが、SNSの着火困難問題がある。まず一人で始められるプロジェクトにする方が良い)

「mitoujr-mentoring-tips」とは

  • 2017年から未踏ジュニアメンター間の情報ストックに使われているScrapboxのプロジェクト
    • チャット的ツールを併用している。過去にSlackとMS Teamsを使って、今はMattermostを使っている。
    • Scrapboxに慣れた人の集まりであるNota社内でもSlackと併用されているそうなので、チャットを併用するスタイルが良いと思う。
  • ここに多種多様な出来事の記録や、メンター間の議論、TIPSなどが溜まっている
    • が、そのまま公開できるコンテンツではない
    • うまく切り出したり抽象化したりして情報共有していきたい

注意喚起: これらは「メンターの共通見解」ではない。

  • 複数人のメンターの意見を踏まえてる記事もあるが「それらを踏まえて西尾個人がどう考えるか」である。
  • 共通見解にしてから出そうとするとスループットが下がるから。

やっていくこと

  • 過去の公開済み記事へリンク
  • 未公開のTIPSも公開して行きたい
    • が、だいぶキャパシティオーバーしてる
    • そもそも今年の審査で忙しいのと、5月末にクリエータ向けのScrapboxプロジェクトを整えないといけない
  • 文章をまとめる前に頭を整理するためにTwitterに書いたもののまとめをつくる

2022

Webサイトの管理

採択者を採択時に公表しない

多様なメンター、多様な基準 - Speaker Deck

未踏ジュニアのお金の渡し方

不採択の応募にフィードバックを返すか

年齢差別に気をつけよう

https://helpfeel.com/mitoujr/

発表並列チャット

2017年未踏ジュニアでは、Slackでプロジェクトごとのチャンネルが作られ、発表中の議論及びプロジェクト中のコミュニケーションが行われた 最終成果報告会はFacebookで行われた

フライヤー作成体験談

未来に向けた先進的なIT人材育成

提案能力のサポートが必要

未踏ジュニア2021ブースト会議

メンタリングには2種類ある

メンターの所属に有益な提案は嬉しくない

提案資料に他人の作った画像を入れるのは出典が明記されているなら問題ない

2020未踏社団:プロジェクト発生成長のプロセス

メンターは無償

時間の作り方

経験者と言語化の両方が必要

「できた」は解釈

  • 「できた」は解釈なので、それが指す事実を勝手に決めつけてはいけない

メンターの慣れた手法を押し付けない

技術的に筋の悪い選択をしている場合にどうするか

  • 「技術的に筋の悪い選択をしている」はメンターの解釈であって、事実ではない

魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える

年度を跨いだScrapboxプロジェクト

@YoshifumiSeki: 「アイデアは固まっています」←絶対固まっていない

「変わりにくい」ものを直接学ぶことはできない

100人中100人が欲しがるものの提案

プロトタイプの目的は失敗すること