未踏ジュニアは2018年度は105件の応募があったようで、今年はさらに増えそうなので、PMの興味嗜好その他諸々を事前に調査して一本釣りするPMハッカーが一人くらいでてくると面白いかも https://twitter.com/codeMo_Iwate/status/1091691749880225792

この発言に対するそれぞれのPMの反応が面白かったのでまとめ

寺本PM

ネタとしては面白いので絶対にオススメはしないけどやりたければどうぞという気持ち。「趣味趣向」は採択基準と必ずしも一致しないのでアレだけど、過去の採択者が協力したら一次は通るんじゃないかなと思う https://twitter.com/teramotodaiki/status/1091715956609495040

西尾

一次審査は通るかもだし面接ももしかしたら通るかもだけど、そうやって「自分のやりたいこと」ではないプロジェクトで採択されたらそのあと毎週のミーティングとか成果報告会とかが辛くなるだけじゃないのかなって気がする。

  • 未踏ジュニアは「採択されたら50万貰えるゲーム」ではないので、年間スケジュールとかをきちんと確認することをオススメする。受かることを目的にしてテーマを選ぶと、その後のプロジェクト遂行部分が辛いよ。「自分がやりたいこと」をしっかり考えた方が長期的に見て幸せになれるよ。

  • 「長期的」というのは、採択はもちろんゴールではないし、成果報告会すらもゴールではない、ということ。未踏の成果報告会でもしばしば「成果報告会はゴールではない、スタートだ」という話がされてる。 https://twitter.com/nishio/status/1091843503443693568

石井PM

これ、審査している者としては難しい所もあって、自分が詳しすぎる分野だと、自然とツッコミどころが見えてしまい採択に結びつけにくいっていうパラドックスがあるんですよね。

  • むしろ、自分の強みで勝負した方がアピールになる気がします。PMの趣向に合うからと言って、詳しくない、真にやりたいことではないことを提案してきても何処かでそれが見えてしまう。

関PM

アイデアの傾向ではなく、提案書でどのように説明すべきかの比重が高いと思うし、その辺について好みをっていうのはありそう

  • 書き方って、テクニックみたいに思われるけど、ちゃんと書くにはしっかりとしたサーベイと深い思考によって、そのアイデアはなんの課題を解くためにあるのか、その課題をどこまで自分ごととして考えられるのかを考える必要があって、それを考えられているかというのを見ているんだよね。

  • 今年は応募が増えるので1枚あたり避ける審査時間はますます減るだろうから、提案書を書けるかどうかは非常に重要。その分提案書を書く際にチートしてないかをみるのに2次が厳し目になるだろうなぁ。もしそこまで騙せれば十分資格はあると思う

  • きれいに書けてなくても情熱があってちゃんとそれを熱量として提案資料に落とせていれば伝わると思う。 @SoraSue77 の去年の提案書とか熱量しかなくて正直なに書いてあるかわからなかったけど、なんかありそう感を感じて面接まで複数人が上げてたし。

  • この辺の一連のツイートは#未踏ジュニア に関するものです。応募まってるよ〜。論文おわったら僕がどのように審査書類をみてきたか & みるつもりかをブログっぽくまとめる予定(予定) https://twitter.com/YoshifumiSeki/status/1091851150561660929