情報を書くための紙片。 日本では1969年に梅棹 忠夫が『知的生産の技術』で紹介した京大式カードのことをさすことも多い 梅棹忠夫は京大型カードと呼んでいる。

京大型カードはB6サイズ(182mm×128mm)

ちいさいカードでは、どうしても「おぼえがき」になってしまって、本格的なノートのかわりにはつかえない

  • 知的生産の技術 p.50
  • つまり本格的なノートの代わりとして使うことが暗黙に想定されている
    • 「情報をストックする手段」という意味だろう
    • これは1969年の話。2018年の今だと「情報ストックは電子化して検索できるようにするべきでは」ってなるよね
    • 関連: Scrapboxはノート

image知的生産の技術』p.56 情報カードの実例#情報の粒度

梅棹はこの情報カードの他に、B8サイズの「こざね」と呼ばれる紙を使う。こちらはストックせずに使い捨てる

作業がおわったら、こざねはもはや不要である。まるめて、すてればよい。(p.205)