- 書き出し法は、思考を小さい断片として書き出していく
- 書き出したものは消えなくなる
- 書き出したものを見ながらさらに考えることができる
- KJ法のボトムアップのグループ編成は、情報の関係を物理的な近さによって表現する
- 言葉にしにくい感覚を言葉ではない方法でアウトプットする
- アウトプットしたものは消えなくなるし、思考の対象にできる
- これによって構造の発見を支援する
- Scrapboxは連想をリンクで表現する
- 書いた文章やコピペした文章に事後的にリンクをつけていく
- 書くときには箇条書きがオススメされている、これは書き出し法の「小さい断片で」と似たコンセプト
- 最初から長文を書こうとするのではなく、短文を書く
- 書いた文章やコピペした文章を見て「重要そうだ」と思ったフレーズをリンクに変えておく
- 現時点でリンク先のページが存在するかどうかは関係ない
- なぜ重要だと思うのかを言語化できてなくてもリンク化できる
- 連想したページなどをリンクしておく
- なぜ関係があると思ったのかが言語化できなくてもリンクできる
- アウトプットしたリンクは消えなくなるし、思考の対象にできる
- リンク先のページの有無が色で表示される
- =リンクを1個たどった先に何かがあることに気づくことができる
- 2-hop link
- =リンクを2個たどった先にあるものに気づくことができる
- これらの機能によって、連想が支援される
- 検索はこの図の「言語化されたもの」に対して「見つけ出す力」を強化する
- 現状僕のKJ法は紙で行われていて検索ができない。電子化したい。
関連
ログ
- Facebook 2019-02-13
- 「知的生産術 三種の神器」として「電子化・検索」「書き出し法・KJ法」「Scrapbox」って書こうとしたんだけど、「電子化・検索」は「情報を見つけ出す力、断片的な情報から詳細な情報を引っ張り出してくる力が強化される」、「書き出し法・KJ法」は「情報を小さい単位の形で書き出してからボトムアップで組み立てることによってパターン発見能力を強化する」まで書いて、Scrapboxが何を強化するのかわからんかった
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内田 公太 情報片の繋がり?
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大久保 康平 scrapbox は長期のKJ法みたいな感じかなあ
- 「情報片のつながり」があることによって、どういう知的能力が強化されているのか
- 検索が「キーワードを言語化できた後の詳細思い出し能力」を強化するのに対して、Scrapboxは「キーワードを言語化できる前のフック思い出し能力」を高めるのかなと思ったが、キーワードは明示的にリンクしているのだから違うよなぁ
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寺本 大輝 「書き出し方・KJ法」をしたいときにも便利で、「電子化・検索」が可能なツールが Scrapbox なので、3番目もツールではなく目的や手法にすれば良いのでは、と思いました。言語化、図式化、とか
- 確かに > 「書き出し方・KJ法」をしたいときにも便利で、「電子化・検索」が可能なツールが Scrapbox
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寺本 大輝 Scrapbox が何を強化するのか、でいうと、西尾さんを外から観測していると、「これあとでScrapbox」とメモしているのをみて「public scrapboxにすることで小さな気づきの断片をマメに記録するモチベーションが強化されている」ようにも思います
- これに関しては、Scrapbox以前にもブログやTwitterやFacebookに書き散らしていた。散ったものを過去のこの日機能などで目にしたときに、Scrapboxに入れてリンクをつけておくと「散ったものが再度つながりあってネットワークになる」ことにメリットを感じてる
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久池井 淳 ストックでは
- 全然違う
- 単にストックだけならブログでもEvernoteでも手元のテキストファイルでも実現できるのに、なぜかScrapboxにはそれらを超えた価値を感じる、それは何か、という話
- ウィキ的な特徴は何らか影響してそうだけど、その「ページ間にリンクを張れる」ということが一体どういう能力の強化をしているのかがまだ言語化できてない
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久池井 淳 脳内のネットワークを意図的に可視化しながらストックしているように見える。blogもevernoteもたしかにその機能は存在するけど、常用に足るほどでは無い
- あっ、そうか、主観的な「連想」をストックできるのか
- 連想をストックしておくことによって、2ホップリンクの支援で連想の探索範囲が広がる