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「リンクを使って情報を構造化」は「階層構造で情報を構造化」ではない
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筆者も最初は理解していなかったのだが「タグ付けによって情報を構造化」でもない
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Scrapboxの情報構造化の仕組みは、今まで我々の使い慣れているものとは多少違う。まずはそう考えた方がいい。
- そうしないと、階層化しようとしたり、事前にタグ付けをしようとしたりしてしまう
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リンクは一言でいえば「連想」
- マインドマップで筆を走らせているときにAの後にBが出てくる、というような関係
- 他人と気楽に会話しているときに話題Aの後に話題Bが出てくる、というような関係
- プレゼン資料を作っているときに話題Aに触れた後でBに触れたくなる、というような関係
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この関係を記述するのに適したツールがScrapboxである
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まだ存在しないページにリンクを貼っても良い
- 「この記事からはXXXを参照したいなー」と思ったらその時点でXXXにリンクを貼っておけば良い
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文章を書く時に関係の記述がある必要はない
- ページAを読み返してて「この話題からはページBの話題に触れたいな」と思ったらその時にリンクを貼ればよい。
- もしくはページBを書いているときにページAのことを連想したらその時にリンク貼れば良い
- リンクは常に双方向であり、貼られた側のページにもリンクされている旨が表示される。
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それを繰り返しているうちに徐々に情報が連想リンクによってつながったネットワークが育ってくる
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人間の「あ、この話題からはページBの話題に触れたいな」という気付きによるものの他に、文章を書いてからその文章の中の重要そうな単語をリンクにしておく手もある。
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この場合、だいたいの場合は赤い「未接続のリンク」になるが、たまたま他のページで同じ単語をリンクにしていた場合、ページ下の連想表示にそれが表示される。
- 例
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だいたいの場合は「未接続のリンク」になる、と書いた。
- 例
- 「リンク」という言葉は、その誕生のタイミングで「何かと何かを結び付けている」という誤解を招きやすい。
- そうではなく「将来何かと結びつくかもしれない扉」というイメージ。