2023-02-14

  • このページはScrapboxを使い始めて1年程度の2018年に大部分が書かれた
  • それから5年が経ったが、自分自身が「これって何?」と考えてこのページを見ることがないため、あまり更新されないまま放置されていた
  • 特にソート順の説明にすでに存在しないものがあった
  • 更新した: これは何?

Scrapboxとは?

  • 情報を溜めて置く場所です。
  • この場所に関しては西尾一人で書いているので、ブログに近いです。
  • ブログよりも細かい単位の断片も書かれます。
  • Scrappboxはリンクを使って情報を構造化する仕組みなので、徐々に知識のネットワークが育って行きます。
  • 僕は知的生産のツールとしてScrapboxにとても期待しています

Scrapboxを初めて読む人のためのガイド

  • ソート方法

    • 右上のコレ
      • image
    • オススメ: Most linkedは西尾がリンクを張りまくった結果、ハブ状になっているところが上位に来ます。
      • Scrapboxの他のサービスと比較した場合の特徴が一番出る選択肢。
    • Most popular順にすれば多くの人に見られてる順に表示されます。
      • ブログのサイドバーなどでよくある「最も読まれてる記事」に相当。
      • 他人が評価したという社会的証明ではあるが、SNSでバズっただけで簡単に上位に張り付くので運の要素が高い
    • Trendingは最近見られている順になります。
      • 詳しいアルゴリズムは公開されてない、たぶん。
    • Data modifiedは最近更新された順。
      • 僕は普段この設定。
      • 西尾の直近の思考を追っかけたい場合を除いておすすめしません。書きかけの雑な原稿が上位に来ます。
  • ページの中の各種リンクの意味

    • 青いリンクはScrapbox内の他のページへのリンク。
    • 赤いリンクは「まだどこにもつながっていない扉」なのでクリックしても無意味。
      • キーワードのハイライト表示だと思うとよい。
    • 青い下線のあるリンクは、Scrapbox外へのリンク。
  • ページの左端の緑と灰色の線の意味

    • 「テロメア」と呼ばれている。 詳細説明は /shokai/テロメア
    • 未読の行(=前回訪問時から更新されている行)が緑
    • 最近更新されたものほど太い
    • ここをクリックすると行へのパーマリンクが手に入るので言及する時に便利
  • 各ページの下に表示されているリンクの中から興味のあるものをクリックして道をたどっていくのも手

  • 盲点カードはScrapboxを使い始める前に作っていた、盲点のカタログ

  • たとえはScrapboxを使い始めてから書き溜めはじめた、たとえ話のカタログ

フィードバックの送り方

  • コメントや感想、質問、異論反論などは大歓迎です
  • しかし残念ながらScrapboxにはコメント機能はない
  • FacebookやTwitterやメールで直接言ってもらえるのが一番ありがたい
  • メールアドレスは nishio (dot) hirokazu (at) gmail (dot) com
  • パブリックな場に書かれたものはエゴサーチや他人の中継で発見することがあります

なぜScrapbox?

  • Q: どうして僕は、はてなダイアリーからの移行先として色々なサービスはグッと来なかったのにScrapboxにはグッと来ているのか
  • A: ブログがかつて持っていた機能を「フロー」と「ストック」に分けて考える。
    • フローの部分、つまり書いたことの更新がRSSなどで通知されて、最新のものを読んだ人がトラックバックを送って来て議論が盛り上がり…、という情報の即時的流通の役割は、TwitterとFacebookの隆盛によって食われてしまった。
    • 残るストックの部分に関して、既存のブログシステムは個々のエントリーの間の関連性を発見することの支援が弱い。書き溜めたものが増えていっても、線形以下でしか価値の総量が増えない。
    • Scrapboxはストックされた情報をどうやって構造化された情報に転化していくか、という方向性に関して観測範囲内で一番まじめに考えているように見える。 (2017-04-09 ブログが解体されSNSとScrapboxになった)

引用とライセンスについて

  • 公表されたものは引用できる
    • 引用して言及し、発展させていくことはとても良いことだと考えています
  • 著作権者の死亡時に誰が権利を相続しているのかわからなくなって情報の利活用が困難になるのは良くないことだと考えています
    • このScrapbox上の情報は西尾泰和の死亡時にCC-BYライセンスでの利用が許諾されます