Audrey Tangの真鶴視察旅行。
真鶴はアレグザンダーのパターンランゲージを参考に「美の条例」を30年前に作った町 真鶴町 - Wikipedia
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「真鶴町まちづくり条例」は国による1993年制定、翌年施行の条例である。まちづくり計画として条例第10条「美の原則(8つの原則)」および「美の基準」、開発や建築を行うときのルール、議会の役割や住民参加などを定めている。まちづくりを条例で規定した例として、全国的に先駆的な事例で、「美」を法令上規定することも異例であった。「美の原則」のデザインの指針(デザインコード)は、かつて美しかったイギリスの歴史的建築物が次々と取り壊されていくのを心配したチャールズ3世(当時皇太子)の『英国の未来像 建築に関する考察』の発想を参照している。この著書でいわれている「建築の10の原則」は、都市に住む人間にとって、国や時間を超えて共通の普遍性を持つものであるため、考え方のヒントとされている。
- 真鶴は7km2
- 火山でできたので地形がバリエーション豊か
- 石材が産業に
- 石切場と港が近いのがメリット
- 古い街は細い道なので建築基準法で新築ができない
- 線路の向こう側が新築ゾーンになっている
- 御林
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寛文元年(1661年)に小田原藩が3年の月日をかけて15万本の松苗を植林し、以降、明治37年には、魚を守り、育てる森林と認められ魚つき保安林に指定。昭和27年に真鶴町へ移管されるまで、御留山(幕藩領主の管理下にあった森林)から御料山(皇室所有の森林)へと、長らく国が管理してきた場所だった。
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お林一帯が県立真鶴半島自然公園に指定されたのは昭和29年。今日ではお林をいまの姿のまま次世代へ継承していくために「採らない」「燃やさない」「捨てない」「踏み込まない」というルールが定められている。
- https://colocal.jp/topics/art-design-architecture/manazuru/20161019_83155.html
- 明治神宮の250年後の姿とのこと
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美の条例
- パターンランゲージ
- 良いところを69箇所集める
- 2年かけて作った
- 1/3が市民、1/3が有識者、1/3がアレグザンダー由来
- 熱海市と小田原市に挟まれる
- 観光地化の波に抗う
- 小さいから意見の共有が容易だった
真鶴は水不足
- 自己水源で足りない
- 湯河原から水を買っていた
- これも観光地化することに関する不安材料の一つ
- 断水などの恐れ
- ホテルを建設して観光地化しようとする勢力に対して、現地の漁業者は海が汚れることの懸念から反対に回った
Q: 30年間の間、バージョンアップはあったのか?
- 当初はアップデートしていく想定で作られた
- しかし「しっかり作られすぎていて手を加えることに対する気後れ」が発生した
- バイブルや憲法のようなものと捉えられてしまった
- 「どのようにアップデートしていくか」が重要な問い
真鶴の人口は減少している 急な坂道などが多い、高齢化が進むと問題になるのでは?
人口の7割は真鶴の外で働いている
- 品川まではさほど時間がかからない
小松石を使う、実のなる木を植える
- 実のなる時期には譲り合いが発生する
- 贈与経済!
- 小松石の車止め
なぜか台湾の歌を合唱することになった件: 望春風
@hal_sk: We sang 望春風 in a beautiful house in Manzuru with @audreyt . Precious moment🎶 (movie)
@nishio_en: Thanks to @hal_sk , I had the opportunity to talk with @audreyt yesterday. I was happy to express that ‘broad listening’ is an augmentation of human ability, and it plays an important role for encouraging Plurality in Japan, whose culture values consensus. @nishio_en: I got a new insight from her when I asked about the legitimacy. The insight that the switching cost decreases when social systems are built on the Ethereum platform was an eye-opener for me. I plan to write about this later on my Scrapbox.
- I asked about social inovation legitimates governance
- Nishikigoi NFTのTシャツを着てる!
@nishio_en: I regret that due to my lack of English skills, I failed to explain about amazake, and I wasn’t able to prevent her from mixing it with green tea. I tried it myself and found that was not tasty at all. I wanted to convey that it’s sweet non-alcoholic drink rich in amino acids,… 日本語の解説
- 台湾デジタル省の大臣であるオードリータンと話す機会を頂き、ブロードリスニングは人間増強だと解釈できるので興味があるということと、特にコンセンサスを重視する日本では重要な役割を果たすだろうという考えを伝えることができました
- (追記)ここに詳しく書いた: 空気が支配する日本ではブロードリスニングが重要
- また統治の正統性に関する彼女の「ソーシャルイノベーションが統治を正統化する」という発言について詳しく質問をし、Ethereum基盤の上に複数の社会システムが作られれば、スイッチングコストが下がるので「どの社会システムを選ぶのか」が人々の意思によって選べるようになる、という指摘に目から鱗が落ちる思いでした
- (追記)下にもう少し詳しく書いている
- 補足: ここで書いている「ブロードリスニング」とは、人間が他の何百もの人間の気持ちを理解することを支援する技術の総称です。
- セキュリティとシビックテック
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台湾が教育システムのデジタル化に成功したことを、ウクライナへの支援の可能性のある分野として強調しました。
- ゼロサムゲームではない
Anthropicに興味を持っている
- コンテキスト長が長いのが魅力的
アイスランドはPost Learningを頑張っている、彼らの言語はマイノリティだから
- これはどういうことか?
- Ethereum基盤の上に作られたシステムはインフラが共通しているのでスイッチングコストが低い
- またコードで実装されオープンソースなのでforkして新しいものを作ることが容易になる
- 自然言語ではなくコードによって社会システムが記述されることで、たくさんの選択肢を作ることが容易になる
- forkして作られた複数の選択肢からどれを選ぶのか
- 動くものができてから人々が良いと思ったものを使う
- 物ができてから評価する方が楽
- 移動式投票
- 人々がその社会的システムを選ぶことによって事後的に統治方法が正統化される
- 遅いシステムの移行先としてのDApps
教育システム
- Education Provider
- デジタルの教育を提供する主体が、学習履歴などの情報を秘匿すると学習者が他の教育システムに移行することが困難になる
- portable, interoperableでなければならない
- communityがself hostingする案
- EU
- ユーザの要求があった時にはデータをエクスポートしなければならない法整備
- Khanmigo Education AI Guide | Khan Academy
- socratic
- AI学習パートナー
Pluralityの先にHappyがあるという信念をどう作っていくか
- Decidemはもっと全部入りの市民参加プラットフォーム
- 個人認証をしっかりしたりできる
- プラグインとしてPolisを埋め込めるので「どちらを選ぶか」という類のものではない
設計者がアップデートしていくことを期待して作っても、後の人がアップデートしないままになる問題はどのようにして解決できるか
- 中銀カプセルタワービル
- あらかじめ定期的に更新することを決めてしまう
- 「変えましょう」と言い出すことのコストをなくす
- 式年遷宮
変わるべきか、変わらないべきか
- 変わらないコントラクトの組み合わせを変える
Web3とヒューマンコーディネーション
- まちづくり
- コントリビューションやコミットメント
- 金銭ではないものによるインセンティブづくり
- 「自発的」とは
ローカルの国家は歴史的経緯により統治機構が成立している
- 国際社会には全体を統括する統治機構が存在しないのでアナーキー
- なんらかのコーディネーションのメカニズムが必要
- 公共財
- 道路などはローカルの土地と密結合だった
- 土地と紐づかない「デジタル公共財」が現れた時代
- グローバル
- ローカルの行政が対応を全部抱え込むと負担が大きすぎる
- エコシステム
- スマートコントラクト
- DAO
- Collective Action
自動車
- 物理的な車は私有財
- 渋滞は公共財
- 「一人で頑張っても仕方がない問題」がある
- これの解決を促すテクノロジーが必要
Patagonia 2019年 営農をしながら太陽光発電をする農業、ソーラーシェアリング
アーリーアダプターと「解決したい問題」がある人の関係
写真
@shunkawaguchi: 真鶴出版を始めてもうすぐ8年。「小さく」をキーワードに、ひたすら特定少数に向けて出版物を届け、宿で受け入れをしていたら、オードリー・タンさんが真鶴に来てくれました。
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@shunkawaguchi: 真鶴に住む、Code for Japanの太田さんからの紹介です。
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そしてさらにもとを辿ると、5年前に神戸の山田さんが泊まりに来てくれたときのFBの投稿も関係してきて、人生何がどうつながるかわからないなぁと思いました。