デジタル民主主義2030(dd2030)プロジェクト概要
プロジェクトとは
デジタル民主主義2030(dd2030) は、デジタル技術とAIを活用して民主主義のプロセスをアップデートすることを目指すオープンソースコミュニティプロジェクト。
- 設立: 2025年1月
- 共同創設者: 安野たかひろ(AIエンジニア)+ 鈴木健(スマートニュース取締役会長・東京大学特任研究員、『なめらかな社会とその敵』著者)
- OSS公開: 2025年3月16日(広聴AIといどばたのGitHubリポジトリ公開)
- コミュニティ: Slack上で1,574名(2026年4月時点)。エンジニア、デザイナー、PdM、自治体職員、研究者、学生など多様なメンバーが参加
設立時に3つの開発プロジェクトを公表: 広聴AI、いどばた、Polimoney。
ビジョン
「デジタルで社会を変える」を共通の思いに、以下を実現する:
- 市民の声を可視化する(広聴AIによるブロードリスニング)
- 大規模な熟議を可能にする(いどばたによる意見集約・対話)
- 政治の透明性を高める(Polimoneyによる政治資金の可視化)
- 市民が政策形成に参加できる仕組みをつくる(コアループによる熟議民主主義プロセス設計)
3つの柱となるプロダクト
| プロダクト | 概要 | 状態 |
|---|---|---|
| 広聴AI | 大量の市民意見をAIで分析・可視化するツール | 安定期(v5.0へ移行中) |
| いどばた | 市民が政策テーマについて対話できるプラットフォーム | 再設計・横展開期 |
| Polimoney | 政治資金収支報告書を可視化するツール | Ledger機能完成、UI/UX調整中 |
プロジェクトの歩み
- 2025年1月: DD2030設立(安野たかひろ+鈴木健)
- 2025年3月16日: 広聴AI・いどばたのGitHubリポジトリをOSS公開。Slack参加者250人超
- 2025年4月: 第1回ミートアップ。Polimoney公開
- 2025年5月7日: 安野たかひろがDD2030ボードメンバーを退任
- 2025年5月8日: チームみらい結党
- 2025年5月16日: 「しゃべれるマニフェスト」公開。いどばた政策で参院選で8,559件のPR、254件が政策に採用
- 2025年5月: 広聴AI v3.0.0リリース。新ボードメンバー就任
- 2025年夏: 自治体(宇多津町・広島県等)での導入。広島県は2,953件の意見を約15分で分析
- 2025年秋: ブロードリスニング本の執筆開始
- 2025年冬: Code for Japan Summit登壇。Polimoneyテレビ紹介
- 2026年1月: DD2030が2期目に移行。コアループプロジェクト始動
- 2026年3月19日: 「ストップ詐欺広告」記者会見(15社参加)。クラウドファンディング開始
- 2026年6月14日: DP(討論型世論調査)実施予定
詳細は 時系列まとめ を参照。
開発の規模
プロジェクト全期間(2025年2月〜2026年2月)の実績:
- 総コミット数: 2,756件
- マージされたPR: 807本
- Devinによるコミット: 210件(約7.6%、24人中5位)
- 2025年9月にはGitHubのissueをAIにアサインするだけでコードが自動生成される体制に
組織・コミュニティ
- Slack上のオープンコミュニティ。誰でも参加可能
- ボードメンバー制(Code for Japan等の団体が参加)
- 各プロダクトにPO(プロダクトオーナー)を配置
- 毎週の全体定例、定期的なオフラインミートアップ
- GitHub上でのオープンソース開発(
good first issueで初心者歓迎) - DevinやClaude Codeなど、AI開発ツールを積極活用
もっと詳しく
- 週次全体定例 議事録(Google Docs) — 毎週の全体定例の生の議事録
- プロジェクトの歴史(Webサイト) — 週ごとの活動まとめ
- ブロードリスニング本 原稿(GitHub) — DD2030の歴史や事例を詳しく解説した書籍原稿
- dd2030.org — 公式サイト