言語的相対論(英: Theory of linguistic relativity)または言語的相対性原理(英: Principle of linguistic relativity)、サピア=ウォーフの仮説(サピア=ウォーフのかせつ、Sapir-Whorf hypothesis、SWH)は、「どのような言語によってでも現実世界は正しく把握できるものだ」とする立場に疑問を呈し、言語はその話者の世界観の形成に関与することを提唱する仮説である。ベンジャミン・ウォーフが唱えた理論であり、個人が使用できる言語によってその個人の思考が影響を受けることを体系化した理論である。ウォーフとエドワード・サピアの研究の基軸をなした。

逆に言えば「個人が使用する言語によっては現実世界を正しく把握できない」

  • 複数の自然言語を使うプログラマにとっては体験的に自明なこと
  • 「正しく」はイマイチ
    • 異なる言語の話者AとBで世界の把握が異なってる場合にどちらが正しいのか?
    • 暗黙に少数民族の言語に対してヨーロッパ言語が優越する仮定をおいてそう
    • 中国や日本などの表意文字文化圏が人口的にヨーロッパを超えたら「文字が音しか表現しない劣った言語の話者は世界を正しく把握できない」と言われる立場になるのだが