from 未踏ジュニア深圳ツアー2019 どの国が今日の世界経済を牽引しているか - image - https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/rim/pdf/10460.pdf - 「どの国が今日の世界経済をけん引しているか」と言う問いに対して「アメリカ」と答える人の割合が2008年と2017年で比較して増えているのは日本とアメリカとレバノンだけで、その増加量も割合自体も日本はアメリカより大きい。日本はアメリカ以上に「アメリカがけん引している」と思っている。 - 元データの中で、日本は一番「アメリカがけん引している」と思ってる割合の増分が大きく、「中国がけん引している」と思ってる割合の増分が小さい(唯一の増加していない国が日本) - > 世界経済のけん引役として「アメリカ」をあげる回答が61%に達する一方で、「中国」が19%にとどまるわが国の状況はやはりかなり特異である。この極端な対比はアメリカをも上回り、同様の構造を有する国はインドやベトナムなど、中国の拡張主義的な行動に悩まされる国に限られる。日本の中国に対するイメージは、世界からみるとかなり特異な部類に入り、それを共有している国は少ない。 - > 次に「どの国が今日の世界経済をけん引しているか」に対する各国の回答の変化を明らかにしてみよう。図表7の45度線より上にある国は2008年比でけん引役としての認識が高まったことを意味する。「アメリカ」とする回答が増えたのは、2008年との対比が採れる18カ国中、日本、アメリカ、レバノンの3カ国のみである。一方、「中国」は、わが国以外のすべての国で増加しており、オーストラリア、スペイン、ポーランド、イギリスなどでは20%ポイント超の上昇となった。 - つまり、もし自分が中国に対して日本での平均に近い考え方をしているなら、それは世界の中ではかなり極端な考え方なのだ。

世界経済の認知の歪み 中国過小評価 力に対する恐怖