最近気になってた概念を「遊牧民」って呼んでいたけど、少し境界線がずれていた。求めていた概念に適切な名前は「移動する人」だ。
- 対義語は「定住する人」
- 移動する人は遊牧するとは限らない。隊商も選択肢。
- 地面の上を移動するとは限らない。船で交易する貿易商も移動する人。
- 移動が観測範囲を広げる
- 定住する人の観測範囲は狭い
- そのままでは孤立してしまう「定住する人」を、移動する人がむすびつけてネットワーク化する
nishio 最近気になってた概念を「遊牧民」って言ってたけど、少し境界線がずれていた。求めていた概念に適切な名前は「移動する人」だ。 nishio @0xtkgshn 2年前の「移動する人」の話と最近考えてた遊牧民の話がつながった! 0xtkgshn これあれですよね、人生の選択肢をいかに知るかみたいなやつ? nishio そう。移動する人は観測範囲が広がり選択肢を知る、定住する人の視野は狭い。これと、そうやって得た知識を運ぶことで価値を生み出す「知識の貿易商」の話と、最近考えてた「遊牧民」が「移動する人」と抽象化され隊商を含むようになったのがつながった。 0xtkgshn 物理的にも、コミュニティも、通貨も、言語もいろいろ超えて移動していくことで初めて居た所や、主体を相対的に見られるようになる(客観)ので、概念としての移動は価値高いと思っています!これは前々職?の@hassyadai というところで、ひたすら認知・選択格差とは?という問いをもらったおかげです
0xtkgshn “変な”ことやってるやつを大切にした方がいい nishio 定住する人から見て、来訪者は「変なやつ」に見えるからだね
0xtkgshn ですです、差分にしか意味は宿らないという意味ですね 0xtkgshn ここら辺をコンセンサスシステム・意思決定に応用して、「いろんな主体から支持されているものはいいものでは?」というのが @DeCartography の挑戦でした。簡単にいうと、Ethereumエコシステムでのアイデンティティを同定し、「どの公共財に支援するか?」という意思決定をする @Gitcoin とコラボ 0xtkgshn Cartographyは地図を書く技術を意味するギリシア語ですね。 このアイデンティティをマップに落とし込むみたいなのは、東浩紀の一般意志の可視化や成田悠介のアルゴリズム型民主主義に近い思想です。 Ethereum上の行動履歴はオンチェーンでPermissionlessなので、それを元にGitcoinのQuadratic Fundingの投票力調節