2021-06-11

tkgshn: これめっちゃ抽象的にいうと、物理的やコミュニティ的ないろんな概念としての移動・差分っぽいですね

nishio: この件を考えていて少し発展した。なぜ「移動」が重要なのか。人間の観測範囲は限られていて、遠くはよく見えないし、限界の外のものには気づけない。移動はそれまで見えていなかったものを見る機会で、当初の問いだった「選択肢をどうやって知るのか」に対する有益な手段の一つ twitter.com/tkgshn/status/…

nishio: 顕著に観察された「身近な他人がやってるのをみた」「遠くの友人に教えてもらった」「身近なメンターに教えてもらった」は、一見バラバラに見えるが「自分が見てないものを見た人」を介して視野を広げる機会だ。この二つが大きな柱だと思う(もしかしたら他にもあるかもしれないが)

nishio: まず自分の観測範囲が限定されていることを自覚し、それをどうすれば広げられるかを考える。運良く受動的に広がった人もいれば、能動的に広げた人もいる。 どちらの場合も、最初の一歩が大きなジャンプであるとは限らない、そうでない人の方が多く見える

nishio: 「人生の選択肢」に対して「なかった」という意見もあった。もちろん選択肢は平等に与えられるものではないので、本当になかった人もいるかもしれない。 しかしそれ以上に、選択肢を「与えられる」ものだと思い込んで能動的に得るための行動をしなかったりとか、

選択肢の将来的価値が選択のタイミングでわかると思い込んでて「価値が不明確な選択肢」より「価値が明確(で小さい)選択肢」ばかりを選び、結果として他の人たちと比べた時に平均以下のパフォーマンスしか出せなかったケースとか(現金預金の罠みたいな)

nishio: あとは既に自分が得たものの価値を低く見積もる「隣の芝は青い」効果で、本当は選択をしてるし受益もしてるのに、得られなかったものが大きく見えてるってパターンもあるね

余談