社会関係資本とは、他の人に対して抱く「信頼」や、持ちつ持たれつなどの言葉で表現される「互酬性の規範」、そして人々の間の絆である「ネットワーク」のことを指す言葉です。市場では評価されにくい「集団としての協調性」を生み出します。 参考:『ソーシャル・キャピタル入門――孤立から絆へ』(稲葉陽二著/中公新書)src
- 社会関係資本=ソーシャル・キャピタル
- ネットワーク=人的ネットワーク=相手を知っていること、率直に話ができる心理的安全
- 集団としての協調性=チームワーク
これらが社内にある状態は、ない状態と比べて、高い生産性につながる。 なので「お金や生産装置がある」(いわゆる資本、金融資本)、「知識がある」(知識資本)に類する資本の一種だと考える。
直訳で社会資本とも言うが、水道などの社会インフラと誤解されることがあるので誤解を避けるために社会関係資本という訳語が選ばれる。 #協調性