- 情報交換においては、「片方が情報を出したけど、もう片方が対価や情報を出さない」という状況が発生しがち。
- お互いに情報を出し合い交換した方が全体の利益の総和は大きい
- しかし自分の利益だけに着目するなら、一方的に情報を取る方が、自分が情報提供をするためのコストを節約できる
具体的には
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技術力の高いフリーランスエンジニアが、大企業から話を聞かせてほしいと呼ばれて、会議に参加する
- 情報を一方的に取られて対価はなし
- こういう大企業側の行動を不愉快に思っているエンジニアは多い
- ネガティブ情報としてコミュニティ内で共有されたりする
- エンジニア側の防衛手段として、打診があった時点で「1時間いくらです」と料金を示す手が提案されている
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対価がお金である必要はない。
- むしろある程度お金に余裕のある人は
- 「限られた時間リソースを、お金に変換するのは割に合わない」
- と考えているケースが多い。
- 関連: 現金は弱い資本
- 一方で大企業側は「時間リソースが限られている」とそもそも思っていない傾向がある。
- 対価として、普通は見ることができないものを見る機会、などは有益なのだがいまいちピンとこないらしい
- むしろある程度お金に余裕のある人は