言語が世界を切り分けること

人間は、「シーニュ」という「概念の単位」によって、現実世界を切り分けているのである。そして、その切り分け方は、普遍的ではない。… それぞれの言語を話す人々は、どの差異を区別し、どの差異を無視するかということを恣意的に選択している…ソシュールは、「各民族語は、相互に異なる固有の世界像を持つ」という言語相対論を提唱した。 このように線引きの集まりを恣意的に作るという行為は、分節と呼ばれる。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フェルディナン・ド・ソシュール