from 「体験過程と意味の創造」勉強会1 「感じられた意味」が、認知に必要な、特定の機能を果たしていることについて
- 1.問題解決
- デューイの「思い付き(suggestions)」の概念
- なんらかの問題を解こうと考えているとき、ふと「思いつく」ことがある(みんな体験したことあるよね?)
- この「思いつき」には「感じられた意味」が関与してそう
- 例えば中学ぐらいの数学のテストで、展開して整理したら解ける問題と、そうでない問題がある。後者は「どうやって解くんだろう」としばらく悩んで「あ、前に解いた問題でこんな感じのことをしたな」みたいにやったりする
- 2.再現と分節化
- 「忘れたことを、思い出す」プロセスでも「感じられた意味」が使われている
- 「あー、何か言おうとしたんだけどなんだっけな」
- 「言おうとしたこと」が存在するという感覚がある
- しかしそれはまだシンボル化されてない
- 「解決策を、思いつく」と同じ構図
- 「あー、何か言おうとしたんだけどなんだっけな」
- 分節化(ARTICULATING)
- 英語のarticulateは日本語に訳すと歪むと思う。「この製品は部品に分解することができる」という状況でも「彼はその件に関して流暢かつ一貫して話すことができる」という状況でも使う単語
- 「忘れたことを、思い出す」プロセスでも「感じられた意味」が使われている
- 3.心理療法
-
心理療法は経験の分節化が絶えず行われる領域
- これは簡潔に核心をついた表現だと感じるけど「心理療法」のイメージがないとピンとこない?
-