希哲館
- 読み: きてつかん
- 英語: House of Philosophy(直訳)
- 種類: 造語(機関名)
一言要約
宇田川氏が構想してきた「知識機関」(knowledge institution)の名。デライトはその事業の一環として開発されている。
詳細
- 「希哲」はフィロソフィー(philosophy)の希哲館訳語。
- ドメイン名
kitetu.comも希哲から。 - 目的: 輪郭法 応用技術(デルン・デライト)を軸に、「知の希求」を最大の価値観として連帯する世界秩序の構築。
- スローガンは「大衆知性主義」。
- 重要業務: デルン開発に加え、知番管理。インターネットにおける ICANN のような役割を、KNS 的なものに対して担う機関、というのが原点。
- 「国際連合にかわり国際秩序の紐帯となることを視野に入れている」「割と重々しい響きの名前なのも意図的」とある。
「希哲」とは何か(宇田川氏の説明):
- 万人が「賢哲者」であることはできないが、万人が「希哲者(フィロソファー)」であることはできる。
- ソクラテス的なフィロソフィー(知を希求する態度)が、唯一万人に実践できて、万人が実践すべき普遍価値だと21歳の頃に結論付けた。
- 反知性主義の台頭や社会分断が深刻化する時代に、奇しくも「クリーンヒットしてしまったコンセプト」。
先行概念
「希哲」の語自体に重要な先行例がある。
- 西周(にし あまね)の「希哲学」: 西周は明治初期に philosophy の訳として 最初「希哲学」(希賢学)を案出し、後に「哲学」へと改訂した(『百一新論』ほか、1860年代-1874年)。これは現代日本語の「哲学」の 語源。
- 宇田川氏の「希哲」は事実上 西周の最初の訳語に戻ったもの とも言える(本人がそれを意識しているかは現時点不明)。
- 「希」は『荘子』『論語』にある「希聖」「希賢」の用法を踏まえている。「賢を希う者」が「希賢」、「哲を希う者」が「希哲」。
- 「フィロソフィー」の語源: ギリシア語 philo-(愛する/希う)+ sophia(知)。「希哲」は語構成上、原語の意味を 「哲学」より忠実に訳している とも評価できる。
宇田川氏の独自性:
- 「賢哲者になれなくても希哲者にはなれる」と「希う」のニュアンスを思想的中心に据えた点は、西周の段階では明示化されていなかった発想。
- ただし「哲を希う」のニュアンスは西周の選字理由としても既に語られていた。
- 「希哲」を再評価する議論は明治哲学史の研究では知られたトピック。
関連用語
ソース
- villagepump-デライト.2hop.md (Page: 希哲館, 希哲館事業, デライトはもう成功している)