2019-02-16
- 新しいSNSができたばかりのとき、そのユーザはアーリーアダプターの集合である
- ゆとりの状況1〜2
- この状況はユーザにとっては好ましいが、SNS事業者にとっては好ましくない
- ユーザ数が増えた方がマネタイズが容易だから
- 「ユーザ数が増える必要がある」は仮説
- しばしばユーザ数が定量的KPIになり、それが本当に重要かどうかと離れて目的化する
- ユーザ数が増えた方がマネタイズが容易だから
- ユーザ拡大政策がとられると、平均的価値が希釈される
- ゆとりの状況3
- リソースに飢えた人同士での争いが始まる
- アーリーアダプターはそのSNSから離れていく
- これによってSNSは使い捨てられていく
- じゃあそれを防ぐためにアーリーアダプターに集中して拡大政策を取らなければいいのか?
- アーリーアダプターから課金をするモデルは成立しにくい
- ユーザ獲得のために無償で提供されているSNSがありすぎるせいで有償のSNSマーケットが焦土
- サロンは?
- クローズドな有償コミュニティではある
- アーリーアダプターの集団ではない
- 生産力がある人がコンテンツを作り出し、コンテンツを消費する人がお金を払うモデル
- アーリーアダプターから課金をするモデルは成立しにくい
- これらの構図の解決策として「逃げ続けるSNS」というのはどうか
- デザイン
- SNS Aを作る
- SNS Aが拡大路線をとる際に、同時に新しいSNS Bを作る
- Aの初期のユーザにBのinvitationを送る
- BからAへの自動マルチポストを提供する
- A上でのリアクションをB上でも見ようと思えば見ることができるようにする
- この以降を必要なだけ繰り返す
- 何が起こるか
- SNS Aが拡大して価値が希釈されるに従って、アーリーアダプターXはBに移動する
- XはB上でやりとりをしている
- SNS AのレイトマジョリティたちはXがSNS Aで活動しているかのように誤認する
- デザイン
2023-03-27
- 関連: 良いものを移動させる