エンジニアの知的生産術」は「一人で実行できること」にフォーカスした。最初の一歩から他人を必要とする手段は使いづらいからだ。一方で、複数人で議論をすることによって効率良い知的生産ができることもある。これはどういう時に起こるのか興味があった。CUMOT2019グループワークの設計に関する議論をしていて少し糸口が見えた。

  • 「一人で考えるよりも複数人で考えるほうが楽だ、だからグループワークをするのだ」
  • 「しかし観測事実としてグループワークのメリットを感じない人がいる」
  • 「まず一人でに当たるまで考えなければ、複数人で考えることのメリットを理解できないのではないか?」
  • 「複数人のメリットは強制的に視点が変わることによって新鮮な見方をできること、それによって壁を壊せる」
  • 「だからまず一人で限界まで考えなければならないのでは」
  • 「講義の序盤にとても難しい話を聞いて一人では分からない状態にしてからグループワークをした方が、お互いにわからないことに関して話し合おうというインセンティブが生まれる」
    • 「一人で理解できる話を聞いてるときにグループワークをしても話し合うインセンティブがない」

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