- NHK「100分de名著」ブックス 法華経 誰でもブッダになれる
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仏教の変容プロセスの解説が面白い
- スッタニパータでは、覚りは即座に実現され、時を要しないとされた
- しかし部派仏教の時代に「三阿僧祇劫」という長い時間を修行することが必要だ、とされた
- 原始仏教の時代には「ブッダ」が複数形で登場する
- ゴータマ個人のことではなく「目覚めた人たち」だった
- 説一切有部が「人間ではない、ブッダである」と単独の超越的存在に神格化した
- 菩薩という言葉を作り出し、それが指すものを釈尊に限定した
- 部派仏教の時代に卒塔婆信仰、聖地信仰が起こる
- 当時インドはローマ帝国と交易を初めて胡椒を輸出していた
- そんな中で大乗仏教が起こる
- ルターっぽさがある