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仏教の変容プロセスの解説が面白い

  • スッタニパータでは、覚りは即座に実現され、時を要しないとされた
    • しかし部派仏教の時代に「三阿僧祇劫」という長い時間を修行することが必要だ、とされた
  • 原始仏教の時代には「ブッダ」が複数形で登場する
    • ゴータマ個人のことではなく「目覚めた人たち」だった
    • 説一切有部が「人間ではない、ブッダである」と単独の超越的存在に神格化した
      • 菩薩という言葉を作り出し、それが指すものを釈尊に限定した
  • 部派仏教の時代に卒塔婆信仰、聖地信仰が起こる
    • 当時インドはローマ帝国と交易を初めて胡椒を輸出していた
  • そんな中で大乗仏教が起こる
    • ルターっぽさがある