濱口 秀司 プロトタイプには3つの種類がある
- 機能
- ファンクショナルプロトタイプ
- 見た目は醜くて良い
- 動くことを見せられればいい
- 機能を体験させるもの
- 外見
- デザインプロトタイプ(aesthetic prototype、見た目のプロトタイプ)
- 動かなくていい
- 形と質感、重み、UIを見せるためのもの
- 文脈
- コンテクスチュアルプロトタイプ
- プロモーションビデオやフェイクでつくったカタログ
- 製品が実在している必要はない
- 世界観を伝える
3つをバラバラにつくる
- コスト削減
- 伝わりやすくなる
- 中途半端に混ぜないことが大事
- 特に機能と外観を同時にやろうとしがち
- 機能のプロトタイプを作ってるうちに「見た目がひどい」「もう少しマシな見た目に…」とかなる
- 文脈と機能も同時にしがち
- このソフトウェアは何を目指していて、完成したらどういうことができるのか、それによってユーザは何がどう嬉しいのか、を説明するスライドを作る時に「今できてるもののスクリーンショット」を入れてしまう
- 「いま実装できてる機能」に基づいて解説してしまう
- というかそもそも、今までの僕が3種類のプロトタイプを分けて考えてなかったので、全部「エンジニアである自分にとって最も作りやすいもの=機能のプロトタイプ」に引きずられていたのだろう