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原題 Success and Luck: Good Fortune and the Myth of Meritcracy
- 成功と運: 幸運と実力主義神話
- 訳者は「思いがけない幸運と実力神話という迷信」と訳してる
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3人チームで、ランダムに選ばれたリーダーがいる状態で、4枚のクッキーを配るとリーダーが4枚目を食べる p.11
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一人勝ち市場 p.33
- 「一人勝ち社会の到来」
- 1位と2位の収益の差が、1位と2位の性能の差には比例しない
- 実力と運の比率が一定でも、競争が激しくなるほど、順位に対する運の寄与が大きくなる
- 実力による差が縮まるから
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「運が重要だと思わないこと」は努力の助けになる
- 現実を直視すると成功する確率が思ったよりも小さいことに気付き、努力しなくなる
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アメリカの結婚式費用は1980年の3倍以上になったが、より幸せになっているわけではない p.40
- むしろ結婚式に2万ドル以上使ったカップルの離婚率は5000ドル~1万ドルだったカップルより12%多い
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後知恵バイアス p.50
- ラザースフェルド
- 「田舎出身の兵士の方が軍隊生活によくなじんだ」という嘘の研究結果を知らされて、納得する
- ダンカンワッツ
- モナリザが有名になったのは1911年の盗難事件から
- ラザースフェルド
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ミュージックラボ p.61
- 初期に音楽をダウンロードした人の評価次第で大きな影響を受ける#ハロー効果
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マルコム・グラッドウェル 「天才!成功する人々の法則」
- ゲイツはタイムシェアリング端末を使える市立中学校にいた
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スポーツ選手1~3月生まれの成功者が多い p.70
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著者がアルファベット順かどうかで名字の若い人が終身在職権を得る確率に影響 p.71
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- ピアノはかつて輸送コストが高かったからあちこちの地域にメーカーがあったが、輸送費が下がるにつれて集中するようになった
- ベータマックスが1時間しか録画できなかったことによるわずかな差がネットワーク効果で広がった
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社会のネットワーク化により僅かな差によるWinner Take Allが加速。
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ポジティブフィードバックにより、運による僅かな差が拡大するケースが増えた。
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能力が最上の集団の中で運が良いものが優勝し総取りする。
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後半は累進消費税に関する話だったの。面白くはあるが、私の目的とは違っていた。
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Winner Take Allは、ネットワークの発展から生まれる
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トッププレーヤーの能力差は大きくはないが、運による差でWTAで総取り
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能力は挑戦権で運で成功
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