形式的べき級数の逆元を使った無限和圧縮

  • 多項式・形式的べき級数(2)式変形による解法の導出 | maspyのHPの一節を自分に理解できるところまで噛み砕いたもの

  • 逆元

    • この時が成り立つ
      • (1)
      • (2)
      • (1) - (2)
      • 等比数列の和の計算でよくやるテクニック
    • 一般にFがであるような定数項を持たない形式的べき級数の時、
      • この証明には形式的べき級数環に位相を定義して、収束を定義する必要がある

【問題】Nを正の整数の和として表す方法を数え上げよ。ただし、和の順序の違いは区別する。

  • ,とした時
  • が答え
  • Gの無限和を逆元で置き換える
  • Fの無限和も逆元で置き換える
  • FをGに代入する
  • ここでの部分は形式的べき級数なので無限和に戻すことができる、これをJと呼ぶことにする
    • である
    • ここから