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2018-01-12 あるタスクが1人の人にしかできない状態は、その人が病気や転職などで働けなくなる可能性を考えると、組織の存続のためには解消すべき状態だと言える。

これを知識の分布図で書くとこうなる。3人の人がいるがバツ印のタスクは1人の人だけにできる状態である。 image

この状態の解消方法は二種類ある。一つ目は「誰でもできる方法でやれ」というタスクの側を人に合わせて変更する方法。この3人の場合の「誰でもできる」は斜線部分になるので、タスクをその範囲の知識でできるようにすることになる。 image

もう一つは「その方法をできる人を増やせ」という、人の側をタスクに合わせて変更する方法。タスクのこなし方が言語化できてないなどの場合は、例えばペアで作業するなどの共同化によって知識の移転をし、移転された人がそのタスクをこなせるようになれば「1人の人しかできない」という問題状態は解消される。 image

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