ペルソナより生のフィードバックが大事
kur: プロダクトデザインに関わってる人なら「ペルソナ」の概念について多くの人が知っていると思うけど、デザイン思考やデザインリサーチに取り組むときは一旦ペルソナのことを頭から追い出して欲しい。インタビューから得られた生の情報がせっかく手元にあるのに、あえて削ぎ落としてどうするんですか!
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kur: とはいえ「ペルソナ」の知名度ってすごいなと思うんですよね。デザイナーじゃないビジネスサイドの人や開発者でも、作ったことや使ったことはなかったとしても概念としてはだいたい知ってる。下手したら「デザイン思考」よりも知名度高いんじゃない?知らんけど。
storywriter: ほんとそれ!!! UXデザインのポイントは「複雑なものを複雑なまま理解する(渾沌をして語らしめる、川喜田 二郎)」にあるのです。「ペルソナはxxについて導入を検討している決裁者です」という程度の定義では、「私は顧客について何も知りません」と大声で叫んでいるようなものよ。
watch_dog_timer: ペルソナ法、適切な設定とペルソナを通じたレビュー観点のために使われるのならよいが、大抵コンサルや声の大きい誰かによって現実にはいない架空の存在が作られ、ペルソナの欲求を全部満たす最高のサービス(w)を追認するために使われているよねえ。
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watch_dog_timer: 架空のペルソナに踊らされないようにするためにも、生のフィードバックは大事。デザイン思考におけるエスノグラフィーは、むしろ一人でも確実に刺さる何かを発見するための作業。生の声を大事にした方が価値に繋がる。
kur: ペルソナが自社都合になってないかは常に気を使わなければならない一方でプロダクトを考えるときにはターゲットユーザーを定めることも必要。「このプロダクトを使うことで、誰でも簡単に○○できる」みたいな文言は危険信号。
kur: ペルソナとタイポロジー、ごっちゃにしてる人多いよなー。どう説明するのがええんやろかと思ってググッてたらニュージーランドのデジタル庁のサイトに説明があった。良い。 / Typologies | NZ Digital government digital.govt.nz/standards-and-…
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kur: タイポロジーの概念、日本で普及してない気がするのなんでなんやろな。
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