-
ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学が
-
社会物理学
情報共有は良いことか?
-
p.47
-
情報の流通速度が高い場合に、エコーチェンバーが起きてパフォーマンスが下がることが観測されてる
-
オンラインの金融取引サービスで、自分の取引を公開し、それが模倣されると報酬を得る仕組み
-
横軸の「アイデアの流れの速さ」は取引の模倣の量
-
アイデアの流れる速度を適切なレベルにする介入
- 具体的には
- 孤立してる人に情報を伝える
- アイデアの流れを混ぜてアイデアの多様性を増す
- パフォーマンスが改善した
- Markets Insight: Wake up to the#twitter effect on markets | Financial Times
- 具体的には
-
良い結果を生む探求
- 社会的学習が極めて重要
- 成功した他人を模倣することと個人学習の組み合わせは、個人学習のみの場合と比較して優れている
- 多様性が重要
- エコーチェンバーを避ける
- 他人と無関係な行動を取る人が重要
- 社会的影響の効果を打ち消す情報を持っている可能性がある
- 賢人か変人か区別がつかない
- イートロの場合、パフォーマンスを見ることで判断できそう
- 共通意見があるかを見る
- それだと単に逆張りする天邪鬼がいた場合に「常識の逆をやる」という点で共通の特徴ができてしまうのをフィルターできないと思うが…
- 社会的学習が極めて重要
集団的知性
- 孤立した個人より集団の方がパフォーマンスが高い
- 集団的知性が生まれるのに寄与した交流のパターン
- 最も寄与
- 会話の参加者が平等に発言している
- 次に有効
- メンバーの社会的知性
- 相手の社会的シグナルを読み取る力
- 女性の方が高い傾向がある
- 女性が含まれるグループの方が良い結果を残した 関連 Meeting mediator
- メンバーの社会的知性
- p113
- 一人ばかりしゃべってると丸がその人に近づいていく
良いアイデアの流れ p111
- アイデアの数の多さ
- 交流の密度
- 発言に対する「いいね!」「何?」などの反応の多さ
- アイデアの多様性
- 多さと多様性はどう区別するのか?
- アイデアの多様性を評価する手法 p139
- distinctなアイデアの方法
- 胴元型
- 他人の発言内容を予測する
- 予測が当たるならその情報は既に共通認識なので無視する
- 賢者型
- 他人の行動を予測できて、かつ自分は異なる行動を取る人を見つける
- 予測できるということは社会的な共通認識をよく理解してる
- その上で異なる行動を取るなら、なんらかの理由がある
- 他の人が知らない情報をもってる、など
- 天邪鬼なだけかも?
- 3つ目の方法
- 似た意見を持つことが多い人は独立しているとみなさない
- アイデアの多様性を評価する手法 p139
- サイボウズの仕事バーは、「他部署の人を巻き込んで共同イベントをする」という行動に対して「活動費が支援される」という報酬が出る仕組み
数理モデル
目次から
-
社会物理学
- 実用的な社会科学
- 豊富なデータに基づく社会科学
- データ駆動型社会
- プロメテウスの火
-
良いアイデアを発見
-
すぐれた意思決定に結びつける
-
社会的学習のネットワーク
-
アイデアの流れの速さと群集の英知
-
自分の周囲のアイデアの流れを改善する方法
-
ネットワークのチューニングで成果が向上
-
探求
-
アイデアの流れ
- 集合知の土台
-
習慣
-
選択の優先規準
-
好奇心
-
習慣が根付くのに必要なこと
-
集団的合理性はあるが個人的合理性はない
-
常識が持つ意味
-
エンゲージメント
- なぜ共同作業ができる?
- なぜグループの一員として行動する?
- 社会的圧力
- インセンティブ
- やり取り
- 支配と対立
-
アイデアマシン
- 集団的知性
- 交流のパターン
- 集団を賢くする
- エンゲージメントと生産性
- 探究とエンゲージメントの反復と創造性
- アイデアの流れを改善する
-
組織を改善する
- 交流パターンの可視化
- 集団的知性の形成
- 誰と誰が会話してるか可視化
- エンゲージメントを可視化で調節
- 探求の改善
- アイデアの多様性を評価
- 社会的知性
- カリスマ的リーダー
-
組織を変化に対応させる
- ソーシャルネットワーク
- インセンティブ
- 迅速な組織の構築
- 破壊的な変化への対応
- レッドバルーンチャレンジ
- ストレス下の組織はエンゲージメントを高める
- 信頼
- 社会的シグナル
-
データ駆動型都市
-
データ駆動型社会