- 1: やりたいことがあいまいなとき、やりたいことの境界線がハッキリしてない
- 2: そんな時は、すでにある解決法(既存のソフトウェアとか)で試しにやってみるとよい
- 3: そうすると、その解決法で「できたこと」と、できなかった残りの部分とにわかれる
- 4: 「できなかったけど、やっぱりやりたいこと」に注目すると、最初よりもよりよく観察することができる。そうすると境界線がもう少しハッキリするようになる
この後にやること 選択肢1: 改造
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既存の解決法の一部分を改造することによって「できること」を増やす
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世の中に「オープンソースのソフトウェアが良い」と思うエンジニアがたくさんいるのは、オープンソースでないプラグラムよりも改造できる可能性が高いからだ
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ものによって改造しやすいものもあれば、改造が難しいものもある
選択肢2: 別の解決法を組み合わせる
- 複数の解決法(道具やソフトウェア)を組み合わせる
- 組み合わせるところまではプログラムを書けない人でもできる
- しばしばスキマがあいている
- そのスキマをつなぐようなプログラムを書くことが必要になったりする
- グルーコード
選択肢3: 作る
- ここまで考えてきてから「作る」ことを考えると、何を作るのかがハッキリする
- 最初の「やりたいこと」があいまいなまま作ろうとすると、とても広い範囲を作ることになる
- 既存の解決法でどれくらい解決できるのか考えてから、作ることを考えると「Aでできる範囲はAを使おう」「Bはなくてもいいな」みたいに考えることができる。
2023-10-31
- 関連
- この話を不満に思う人がいる
- それは「やりたいこと」だと本人が言っていることが、本当の「やりたいこと」ではないからだ
- 「(すごいものを)作った人になりたい」が本当の欲求で、目的
- 「やりたいこと」だと言っているものは「作った人になる」ための手段
- なので「作らずに実現できる」が嬉しくないわけだ
- 関連: 作った人になりたい人
- それは「やりたいこと」だと本人が言っていることが、本当の「やりたいこと」ではないからだ
2021-04-18 初出 2023-10-31 omniが言及した