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付箋を一人で書くべきか複数人で書くべきかについて
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まずは「一人で100枚書いてください」が良いと思う。
- 複数人の思考が混ざった付箋を構造化するのは一人由来のものをやるより大変。
- 初めてKJ法をする人にオススメできない。
- 複数人でやる方法しか知らないと、一人での作業に活用できない。
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なのだけど、一人で100枚書くほどの熱意や経験の蓄積がない場合もある。
- 書けない人が100枚書く前に頓挫しやすい
- 20190205立川さんKJ法実験は「今日10枚以上書いて写真を西尾に送りつける」に対して「70枚書きました」だった
- 書けない人は「100枚ひねり出そうと頑張る」方が、書き出し法の訓練になって良い
- 「今日10枚書いてみましょう」とゴールを近くすることで、一歩進ませるのが良い
- 10日掛けて良いので、自分一人で100枚の付箋を作った実績を積ませてあげる方が良い
- 「時間の限られたワークショップ」という特殊環境では「各自100枚書いてね」で「書けませんでした」となると運営計画が破綻するから、みんなあんまりやりたくないのだろうなぁ
- 僕も時間内に書き出し法をしたくないので立川さんに「100枚書いてくるように」って言った
- 書けたのを確認してから開催日時を決めた
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複数人でやるのは、他人の刺激によって言語化が促される効果がある。
- 短時間で数を稼ぐには有益
- 10人で10枚ずつ出せば100枚になる
- 一人で書き出し法をやるのに支障がある人は、そもそもアウトプットに対する心の圧力が高くない
- 場にアウトプット圧力の強い人がいると萎縮してアウトプットしなくなる
- 口頭でのブレインストーミングではなく、各自が付箋を書いて共有するスタイルが有益
- 関連: ブレインライティング
- 短時間で数を稼ぐには有益
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