from 考える
「考える」とは何か(と立川 智也に問われた)
基本的アプローチ:
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単語の意味がわからない場合は、その単語がどう使われているかを観察すると良い see: 語の意味は語の使用
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→自分のScrapbox上で「考える」をキーワードとして使っている事例を探す
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→「考える」自体を使っているのが2件、「考える」を含むキーワードを使っているのが4件あった
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既に「考える」をリンクにしているページがある
- 取っ手
- 読書について
- ショーペンハウアー
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読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。
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- 自分
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「考える」は「アウトプットを焦ると劣化コピーになる」でいうところの「結合」に相当する概念
- アウトプットを焦ると劣化コピーになるでは「入力が時を置いて別の入力と結合すること=言葉が熟す」と書いた
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- ショーペンハウアー
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「考える」を含んでいるリンクがある
- 人間を考える
- 松下幸之助の書籍名
- サブタイトルが「新しい人間観の提唱・真の人間道を求めて」
- つまり「Xを考える」とは
- 「新しいX観の提唱」
- 「真のX道を求めて」
- 演題を考える
- これは具体的な一例として演題を考えている
- 具体的には、具体的な受講者をイメージして、どのような話をするかを考えている
- この場合の「考える」とは以下の行為
- 断片的な事実や話したいネタの集合を作る
- それをつなぐ道筋を作り出す
- 書くことで消えなくし、それからゆっくり繋ぎ方を考える
- 書いて考える
- 双対を考える
- これは盲点カードにリンクしている
- 盲点カードは「盲点」を収集している
- それによって何が起こしたかったか
- 盲点に気づくことによって思考が発展する
- これは神託を解釈するのは人間ってこと
- タロットカードを引くのは「神託を与える装置」
- この「双対を考える」は具体的には「双対の空間に写像してそちらで考える」ということ
- 人間を考える
感想
- このページの流れ自体が「考える」の具体例
- まとめ
- エンゲルバート「考える=概念を意識的に操作すること」
- 入力が時を置いて別の入力と結合すること=言葉が熟す
- ショーペンハウアーがこれを「考える」と呼んだ、と西尾が解釈
- 「Xを考える」とは「新しいXの見方を作り出すことだ」と松下幸之助が考えた、と西尾が解釈
- 書き出した断片の間に、結合を見出して、適切なストーリーを作り出すことを「考える」と西尾が呼んでいる
- 思考を書き出すことによって、思考が客体化される
- 概念が意識的に操作可能なオブジェクトになる
- 書き出して消えなくすることによって「時間を置いて、別のものと結合」が可能になる
- 書き出して客体にすることによって、それに対して別の視点で見ることができる
- 思考のプロセスを書いておく
- それは未来の別の問題を直接解決はしないが、アナロジーによって写像できることがある
- アナロジーで写像して、発展させて、引き戻すことによって、新しい問題についての解決が得られる
- この「アナロジーが成立する」という気づきは「結合」
- このページでは実際に過去のいくつものページが結合した
1行でまとめると
- 考える=情報を別の情報と結合すること