川喜田二郎は…1960年代に広まったKJ法が本人の意図に反してアイデア発想ではなく、意見の分類に使われている状況をみて, 川喜田はKJ法の正式な方法は自らが認定する組織でないと学べないと述べている. 1970年代後半に, コンサルティング会社の日科技連は,それまで研修に用いていたKJ法において, A 型図解部分を親和図と名付け,それを新QC七つ道具の一つとして,そのまま研修で使用した. この新QC七つ道具の一つとして, KJ法のグループ編成作業とA型図解である親和図はAffinity Diagramとして海外に紹介されている. アイデア発想法と協同作業支援 p.5