from 思考の結節点2021-12-21 Cybozuマイクラサーバ考察 CybozuHackathon2021でのマイクラサーバの話
- まず社外向けにやるべき
- 社内で「社内向けに」オフィス再現マイクラをやるのは筋が悪い
- 「社外向けに」やるべき
- 社外にはサイボウズの新しい取り組みに興味の高い人がいる
- 彼らからすれば「サイボウズが実験的にマイクラでのオフィス再現を行なっている、あなたも見に行くことができる」はリソース
- 分母が桁違いに多くなるので参加者のボリュームを稼ぎやすい
- 社外からの参加者の量を計測してこの取り組みが社会的な関心を集めていることを可視化する
- そうすることでようやく社内からの参加者を増やすことができる
- 社内で「社内向けに」オフィス再現マイクラをやるのは筋が悪い
- この記事を見てて、重要なのはオフィス再現ではないと感じた
- https://www.wantedly.com/companies/company_420774/post_articles/335468
- Scrapbox哲学でいうところの「死んだテキスト」と同じでこれはもう「死んだ世界」になってしまっている
- 参加者が手を加えられることが大事
- そう考えると来訪者が手を加えられる場所を明示的に作ってあげることが大事なのだな、テーマに縛られずなんでも書いて良いpeopleの存在に価値があるのと似た構図で。
- 例えば看板を貼り付けてコメントを残すためのゾーンを用意しておくとか
- 入り口に看板の詰まったチェストを置いといて「とりあえず1スタック取って」「はじめましてゾーンに一つ置いてコメントを残して」とやるか?
- マイクラの中で仕事するのではない
- マイクラの中で会議をするのではない
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- 物理世界での会議に付着していた移動時間の無駄などがZoomによって取り除かれた
- それ自体は会議という目的にたいして最適化が行われたのであって、目的に寄与しない無駄を増やす方向に進むことはない(Zoomの方が便利じゃん、と言って使われなくなる)
- 一方で物理世界の無駄によって偶発的に生まれてた付加価値がなんらか存在してて、それは失われてしまったので、それを得るための別の仕組みが必要
- そのために適切なツールが、会議を目的として作られたZoomであるはずはない
- Zoomによって取りこぼされているなにかを拾い上げられるツールである必要がある
- 正解はわからないが僕はマイクラがかなりいい線をついていると考えている
- 「共同編集できる空間」のメタファーが有益なのではないか
- なので「あらかじめデザイナーが作った空間に入るだけのバーチャルオフィス」にもあんまりグッとこない、編集できないから
- そういう意味で、同期的音声通話よりももっと非同期的だったり直接的でないコミュニケーションが有益
- デスストランディング
- たまたま同期的に同じ場所に来た人がゲーム内チャットでは不足なコミュニケーションを取りたくなったらDiscordを使えばいいが、それは副次的なもの、メインは非同期コミュニケーション
- 「共同編集できる空間」のメタファーとしてはoViceもそれなりに機能してた
- UIが直感的でなさすぎて苦労したけども、今後改善されていくならZoomを補完する役割を果たせそう
- 多分足りてない機能はゲスト帳的なコメントを書き残せるオブジェクトなどの非同期的コミュニケーションの支援だろう