What
Talk to the City (TTTC) は AI Objectives Institute が開発した ブロードリスニング ツール。kouchou-ai はその Scatter 版からフォーク。
公開説明では、TTTC は「広聴AIの前史」と「TTTC direct / adjacent な国内事例」の両方に出てくる。DD2030 公式ページは、2024 年の東京都知事選 / 日本テレビ衆院選報道 / シン東京2050 を TTTC / AI 意見分析の流れとして示し、2025-03-16 の広聴AI OSS 公開へつなげている。したがって、広聴AIの confirmed case と TTTC direct / pre-kouchou lineage は分けて説明する。public-web-kouchouai-tttc-lineage-2026-06-30より
バリエーション
- TTTC Scatter — 散布図ベース。kouchou-ai はここから出発
- TTTC Turbo — グラフィカルなノードパイプラインエディタを試みたが UX 的に頓挫
- tttc-light-js — 現行上流。固定パイプライン、散布図なし
- オリジナル TTTC リポジトリは 2025-08-01 に archived
議事録では、オリジナル TTTC が archived になり、現在の上流として tttc-light-js が見られている一方、tttc-light-js は scatter を持たないと整理されている。Jigsaw Sensemaker は Polis 型 data に強く、広聴AIのような自由記述 survey data には tttc-light-js の方が素直ではないか、という見立ても出ている。meeting-cartographer-idobata-boundary-2026-06-30より
kouchou-ai がフォークした理由
meeting-minutes 2025-05-28 で nasuka:
ノンエンジニアでも扱えるようにアプリ化する際に、コードとしてはかなり差分が大きくなる
TTTC は CLI ツール。チームあんのが SaaS 風のプレビュー/共有 UI を被せたことで分岐が大きくなり、フォークが現実的になった。詳細経緯は nishio の note: https://note.com/nishiohirokazu/n/nb37adf96fe50
設計面での示唆
- Turbo の挫折 → kouchou-ai は customization を JSON/YAML config に寄せる方針(plugin-system)
- tttc-light-js が散布図を捨てた → 一方 kouchou-ai では散布図維持/削除が議論されており、nishio は「少なくとも 2026-09 書籍版リリース時点までは温存し、より良い可視化が見つかれば併用→デフォルト切替もあり得る」というスタンス(詳細は open-decisions A1)
- 同じ TTTC lineage でも成果物が違う → TTTC Scatter / kouchou-ai は地図・scatter・drill-down の reader experience を持つ。tttc-light-js / Turbo / Sensemaker 的な route は LLM 直接分類や固定 pipeline に寄るため、公開説明では「TTTC 系譜」と「kouchou-ai の current UI」を同一視しない。
Updates
- 2026-06-30: public-web-kouchouai-tttc-lineage-2026-06-30 を反映し、DD2030 公式ページ上の TTTC → 国内前史 → 広聴AI OSS 公開の公開 lineage を追加。公開事例では TTTC direct / pre-kouchou lineage と広聴AI confirmed case を分ける。
- 2026-06-30: meeting-cartographer-idobata-boundary-2026-06-30 を反映し、tttc-light-js は現行上流だが scatter なし、Sensemaker とは data fit が異なるという切り分けを追記。
- 2026-05-17: 初回作成
- 2026-05-25: 散布図維持側を「顧客がいる」から、nishio 本人の時間軸ベースのスタンス(書籍版までは温存/良い代替が出れば併用→切替)に表現を訂正