これは何か

この repo は kouchou-ai 本体ではなく、開発者向け Wiki / 調査ノート / 文脈整理のための補助 repo である。
そのため実務では、

  1. この repo の wiki/ で過去議論や設計判断を整理する
  2. work/kouchou-ai/ に置いた local clone で本体コードを読む・試す・直す
  3. 最終的なコード変更は digitaldemocracy2030/kouchou-ai に commit / PR する

という 二層運用 になる。source-codeより

なぜこうなっているか

kouchou-ai 本体 repo だけを見ても、

  • 過去の議事メモ
  • Slack 上の設計意図
  • main と open PR の差
  • docs と実装のズレ

が散在していて、新規コントリビュータや AI エージェントが文脈を掴みにくい。
この Wiki repo は、その不足を補うために 「いまのコード」と「過去の判断理由」をつなぐ中間層 として作られている。meeting-minutes / github-dev-docsより

典型的な流れ

1. 文脈整理は Wiki repo 側でやる

  • raw/ に source を置く
  • wiki/ に source / concept / analysis を追加する
  • log.md に ingest / filing-back / lint を残す

つまり、「何が論点で、なぜそう判断されたか」 を残す作業はこの repo の責務。source-codeより

2. 実装確認は work/kouchou-ai/ を一次参照にする

work/kouchou-ai/ はこの repo 配下に置いた local clone で、コード由来の判断はここを一次参照にする。
docs/ や DeepWiki は補助線であり、実装断定は local clone を優先する。更新前には git fetch origin && git pull --ff-only を行い、参照 commit をメモする。source-codeより

3. コード変更の提出先は本体 repo

実際にコードを直す時は work/kouchou-ai/ 側で branch を切り、commit / push / PR を行う。
したがって、作業場所は Wiki repo でも、提出先は digitaldemocracy2030/kouchou-ai になることがある。これはこの運用では普通であり、むしろ想定された使い方。contributingより

「調べて」と言われた時の最新ソース確認順

この repo では、質問に答える前に 「どのソースが一次で、どう最新化するか」 を切り分ける必要がある。単に既存 Wiki ページを読むだけで済ませない。

情報鮮度の基準

Wiki の情報鮮度は、ページの編集日時ではなく 対象 source をいつ時点まで読んだか を基準に読む。特に議事録 Google Doc と Slack / oss_weekly_reporter は追記され続けるため、source ページ側に「最終取得・読解日」「対象期間」「対象 channel / raw snapshot の有無」を明示する。nishio-source-freshness-criterion-2026-06-02より

  • 議事録は meeting-minutes の freshness marker を見る。Google Doc export を最後に取り直した日、先頭見出し、txt / html の取得有無が基準になる。
  • Slack は各 Slack source の freshness marker を見る。対象週・対象 channel・最後に読んだ日・raw/ に固定 snapshot があるかを基準にし、未取得の最新週を含む断定には使わない。
  • 最新確認なしで答える場合は、「この Wiki では <marker> 時点まで観測」として扱い、現在進行形の状態を断定しない。最新状態が論点なら source を再取得してから答える。

コード本体について聞かれた時

まず work/kouchou-ai/ の local clone を git fetch origin && git pull --ff-only で最新化し、参照 commit を残す。docs/ や DeepWiki は補助線であり、実装断定の根拠にはしない。source-codeより

議事録について聞かれた時

まず Google Doc export から raw/meeting_minutes.txt を取り直す。既存の meeting-minutes 要約があっても、更新前に raw を refresh する のが前提。なお txt export は検索向きだがリンク URL を落とすことがあるため、URL 自体が必要な質問では raw/meeting_minutes.html も併読する。meeting-minutesより

Slack の発言について聞かれた時

まず oss_weekly_reporter 由来の raw / source を確認する。既存の週次 source で足りなければ、Slack を直接読みに行く前に oss_weekly_reporter 側の最新取得データへ到達するweekly-log 系 source は「どの週まで観測済みか」を含めて扱う。weekly-log-2026-05-06より

GitHub の現在進行形について聞かれた時

main だけでは不十分なことがあるので、open PR や issue も併せて確認する。未マージ作業は main に出ないため、現在の論点整理では gh pr list -R digitaldemocracy2030/kouchou-ai --state open のような観測が要る。CLAUDE.md より

security / dependency 系の話題では、GitHub Security の Dependabot alerts (https://github.com/digitaldemocracy2030/kouchou-ai/security/dependabot) も live state として扱う。これは main clone や open PR 一覧だけでは拾えないため、定期的な保守観測に含める。ただし alert の具体的な脆弱性詳細は公開 wiki に転記せず、対応 issue / PR / 優先度判断だけを残す。2026-06-01 定例では Actions / CodeQL / Dependabot 警告が優先対応対象として共有されていた。meeting-minutesより

公開 wiki に書かない情報

この repo の wiki/ は GitHub Pages で公開されるため、公開境界を先に決める。

  • Dependabot alerts の具体的な脆弱性詳細は公開 wiki に書かない。確認した事実を残す場合も、対応 issue / PR / 優先度判断 / 担当確認の粒度に留める。
  • Azure デモ環境などのデプロイ詳細は公開 wiki に書かない。実環境 URL、resource 名・サイズ、revision / run の詳細、ログ、具体手順、secret / access 周辺の情報は載せない。
  • デプロイ詳細の一次置き場は Google Drive の 「広聴AI-Azureデモ環境」。アクセス権は大木・西尾・小野(moai)。公開 wiki からは、設計判断・公開可能な課題・対応 issue / PR だけを参照する。

これは「観測しない」という意味ではない。AI エージェントやメンテナは必要に応じて live state / private source を確認するが、filing-back する時に公開粒度へ落とす。CLAUDE.md より

答えた後

有用な整理が生まれたら wiki/analyses/ や既存 concept / source に filing-back し、wiki/log.md に記録する。
つまりこの repo の Query は「その場で答える」だけでなく、再利用可能な知識へ還流するところまで が 1 セット。CLAUDE.md より

誤解しやすい点

「Wiki repo で作業しているなら、この repo に PR を出すのでは?」ではない

文脈整理しかしていないなら、この repo に commit / push するだけで終わる。
しかし調査結果をもとに kouchou-ai 本体のコードや docs を直すなら、PR の提出先は本体 repo になる。「いま見ている repo」と「最終提出先 repo」が一致しない のが、この運用の特徴。source-codeより

CLA は提出先 repo に従う

最終的に digitaldemocracy2030/kouchou-ai に PR を出すなら、作業の起点がこの Wiki repo でも CLA は必要。
逆に、この Wiki repo にだけ commit して終わるなら kouchou-ai の PR テンプレートや CLA 節は直接は出てこない。判断基準は 「どこで作業したか」ではなく「どこへ PR を出すか」contributingより

work/ は生成物ではなく、長く参照する clone の置き場

/tmp は ephemeral なので、継続的に参照したい clone は work/ に置く。
Wiki repo の work/ は「補助 repo の中に本体 repo の local clone を同居させる」ための意図的な構造であり、場当たり的なディレクトリではない。source-code / CLAUDE.md より

向いているケース

  • 仕様や背景を整理してから本体 repo に手を入れたい時
  • 議事メモや Slack の設計意図を Wiki に残しつつ実装変更したい時
  • AI エージェントに「まず文脈を掴ませ、その後に本体 repo を直させる」時

この repo 自体の公開方法

この repo の wiki/ は docs 置き場というより knowledge base / digital garden に近いので、GitHub Pages 配信も単なる Markdown renderer ではなく wikilink 中心の公開体験で選ぶ方が自然である。現在は wiki-pages-publishing-stack の判断どおり、wiki/ を直接読む Quartz 構成で GitHub Pages 配信している。wiki-pages-tooling-observation-2026-05-21より

この repo 自体の更新は、原則として main への直接 commit / push で扱う。kouchou-ai 本体の変更と違い、developer-wiki の運用メモや表示調整を毎回 PR 経由にすると知識還流の速度が落ちるためである。2026-05-25 には一時的に GitHub 側の Internal Server Errorgit push origin main が拒否されたが、main が unprotected かつ fast-forward 可能な時だけ gh api ... git/refs/heads/main ... force=false で直接進める fallback とした。退避 PR は例外扱いで、通常運用にはしない。wiki-maintenance-observation-2026-05-25より

向いていないケース

  • 単純な typo 修正だけで、文脈整理や調査が不要な時
  • 本体 repo だけ見れば十分で、Wiki への filing-back 価値が薄い時

関連

  • source-codework/kouchou-ai/ を一次参照にする運用
  • local-dev-setup — Wiki と local clone を並走させる扱い
  • contributing — 最終的に本体 repo へ PR を出す時のルール
  • coding-agents — AI エージェント運用時の注意

Open Questions

  • この運用を新規コントリビュータ向け onboarding の標準フローとして docs に昇格させるべきか
  • work/ に複数 clone がある時の命名規約をどこまで固定するか
  • pnpm checkwork/ 配下 clone を拾う状態を tsconfig.json 側で直すか

Updates

  • 2026-05-19: 初版作成
  • 2026-05-19: 「コード / 議事録 / Slack / GitHub」を調べる時の最新ソース確認順を追記
  • 2026-05-23: GitHub Pages 配信の説明が MkDocs 時代の比較文のまま stale だったため、Quartz 配信中の current state に更新
  • 2026-05-25: 議事録 query で txt export がリンク URL を落としうる点と、html export を補助線にする運用を追記
  • 2026-05-25: developer-wiki 自体の更新は PR 経由にせず、main 直接 push を基本にする運用を追記
  • 2026-06-01: Dependabot alerts を GitHub current state の定期観測対象として追記。公開 wiki には脆弱性詳細を転記しない方針も明記
  • 2026-06-01: 公開 wiki に Dependabot 脆弱性詳細とデプロイ詳細を書かない境界を追記。デプロイ詳細の一次置き場を Google Drive「広聴AI-Azureデモ環境」と明記
  • 2026-06-02: 議事録 / Slack の情報鮮度は「いつ時点まで source を読んだか」を基準にし、source ページに freshness marker を明示する運用を追記