ある特定の人Xについて何らかの批判がされているときに「人類の中でその人Xだけが特殊で、だから批判の対象である」という仮説よりは「人類の結構な割合の人が批判の対象となる特性Cを持っている」という仮説の方が確からしい。
対象となる人間の集合のサイズをNとするなら、Nが大きいほど我々がそれを観測できる可能性が高まるわけなので、今我々が観測できているという事実から、特性Cを持った人間の集合のサイズは大きい可能性が高い。
そうなると自分がその集合の中に含まれる可能性も高い。
人間を個物と捉えてないのか?