人間は明確な価値観軸があるときに、そこだけにフォーカスして掘り下げることを好む傾向がある
- 例えばカメラの解像度とか通信速度が価値だと一旦認識されると、高解像度や高速さを追い求めてしまう
- しばしば本当に顧客価値につながるかどうかを無視する
- 軸に視野狭窄
その結果「軸」に沿ったものが先に世界に創造され、「軸に沿ってないところ」は相対的に遅れる
顧客は軸に沿ったところだけにいるわけではない
- 実際に観察すると軸の谷間に顧客が落ちてることがしばしばある
- こういうときに「軸に沿ってないところ」をカバーするものBを作ることには社会的に価値がある
- この新しく作られたものBを「軸に視野狭窄してる人」が見ると「劣ったもの」にみえる
- 「昔あったAの方が今作ったBよりも優れている」
- これは「軸Xに写像して一次元で比較した場合には昔あったAの方が今作ったBよりも優れている」という暗黙の前提を置いている
関連