鵜飼: これはプログラミング教室などで教育に携わり実感したことなのですが、日本ではトップ1%の子どもたちを育てる場は滅多にありません。このトップ層とは、受験のような受動的な教育における優秀な子を指すのではなく、「自分で考えて手を動かしプロダクトを作れる」という意味での優秀な子たちを指します。大学や大学院に進めば研究室や学会などで質の高い議論を交わせますが、小中高生にはそのような場所がない。トップ層を伸ばしたいのであれば、良質な議論の場とアウトプットの機会を提供すべきだと考えました。未踏はまさにそのために存在しています」 ――特に公的な学校教育は進度の最も遅い子に合わせて教育が行われるし、そもそも「議論とは何か」を小学生や中学生のうちから学べる機会はなかなかありませんよね。 日本でトップ1%の子どもたちを育てたい「未踏ジュニア」の裏側に迫る | Lab-On|研究の未来をデザインするメディア
未踏ジュニアの設計思想に関してメモ
- 太字強調は西尾による
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