エンジニアのための自分経営戦略の補足。知識交換ができる状態に到るまでの3ステップに噛み砕いた。

まず、現時点であまり知識がない状態。この時に周囲の人にその人が得意な分野について教えてもらったり、よく見て真似をしたりすることによって知識を吸収する、これはあなたにとっては効率が良い。 image

一方で、あなたがこの方法で吸収をしていても、あなたの周囲の人は教える時間を取られて損。教えずに見て真似をしてる場合でも、周りの人にとっては自分の劣化コピーが増えるだけであって、得をしない。あなたの周囲の人が得をするためには、あなたが周囲の人の持たない知識を持って、与えることができるようになる必要がある。どうすれば周囲の人が持たない知識を持つことができるか?この一つの解決策が「別のコミュニティに所属しよう」だ。 image (この図の矢印に「how?」と書き足した方が良かったかも。他の図の矢印は時間経過だが、ここだけ違う)

(2)の図では、コミュニティBで学んだ知識をAの人に与えることで、Aにおいて「周りの人に価値を提供する」を実現しようとしている。でも、よく考えると知識の流れは双方向にできるはずだ。あなたは双方のコミュニティの情報をもう片方のコミュニティに仲介することで、双方のコミュニティの人を幸せにしながら、自分の知識を蓄積していくことができる。 image

#知識の分布図