目次
- 創造へのいざない
- 第1章 素人のように考え、玄人として実行する-発想、知的体力、シナリオ-
- 1遊び心の発想
- 2なんと幼稚な、なんと素直な、なんといい加減な考えか
- 3成功を疑う
- 4創造は省略から始まる
- 5物事を推し進めるためには、シナリオをつくる
- 6シナリオのキーは、いかに人や社会の役に立つかである
- 7構想力とは、問題を限定する能力である
- 8キス・アプローチ-単純に、簡単に
- 9知的体力-集中力とは、自分が問題そのものになること
- 10できるやつほど迷うものだ
- 11「できない」から次が始まる
- 12アイデアは「人に話して」発展する
- 13私の原体験をこじつける
- 14「玄人発想、素人実行」-これはまずい
- 15独創、創造に関する三つの反常識的説
- 第2章コンピュータが人にチャレンジしている-問題解決能力、教育-
- 16コンピュータが人にチャレンジしている
- 17人もコンピュータも計算する機械である
- 18人とコンピュータは違うか
- 19コンピュータは人より知能的になる
- 20思考力、判断力は問題解決に挑戦することで伸びる
- 21例題を考え、解くことが理解を深める最もよい方法である
- 22考える力を育てる教科書の記述法
- 23創造力、企画力の土台となる記憶力
- 24思考力、記憶力は、繰り返しやることで伸びる
- 25異なるジャンルの人と知的に対決
- 26「ゆとり教育」と「詰め込み教育」を弁証法的に考察する
- 第3章自分の考えを表現し、説得する-国際化時代の講演・会話・書き方の技術-
- 27説得する-黙っていてはわからない
- 28前置きなしに話す-こう言えば、ああ思う
- 29結果は説明ほどにものを言い
- 30説明して納得させるのではなく、納得させてから説明する
- 31相手の目を見て話す
- 32ほめて伸ばす、争点を明らかにして話す
- 33たとえと例は違う
- 34英語は「外国人にしてはうまいな」と思われるぐらいがよい
- 35英会話上達の秘訣
- 36論文や人を説得する書き物は推理小説と同じである
- 37「起承転結」のコンビネーション
- 38「結」を演出する
- 39提案書は相手が上司に説明しやすく書く
- 40発表と英語に関する三つのアドバイス
- 第4章 決断と明示のスピードが求められている-日本と世界、自分と他人を考える-
- 41日本に求められるのは「知のスピード」である
- 42インターネットが社会を再構築する
- 43「自分がどう見られるか」の強迫観念と存在感
- 44「日本独自」をかくれみのにしない
- 45人を引っ張るリーダーシップ
- 46うまくいかない時もあるあっさりと方向転換しよう
- 47評価とは本来主観的なものである
- 48「自分が決める」という勇気
- おわりに 楽しく問題解決を
- 新版あとがき 十年後の日本へのメッセージ