-
かなり深刻な汚部屋の住人だった著者が、唐突に訪問した彼氏に部屋を見られてフラれたところから一念発起して、一見普通になるまでのストーリー
-
続編の必要なものがスグに! とり出せる整理術!で編集の松田紀子に整理ができてないことを指摘されてさらに改善していく
- 読者目線で「続編」と書いたが、こちらは文藝春秋、あちらはメディアファクトリーなのでどういう関係なのかは不明
-
「散らかっているのは適切な収納がないからだ」と考えて収納を購入するバッドパターン
かなり深刻な汚部屋化が進んでいる状態からの改善方法。 短期的に片付けるのではなく時間をかけて徐々に片付けていくスタイル。
-
1: 基地を作る
- まず床に積み重なったものをブルドーザーするなどして、片付いたスペース(机など)を作る
- ここは片付いている状態をキープする
- 片付けの最中に発掘された大事なものなどはここに置く(ステップ3)
-
2: 台所から片付ける
- 台所には思い出や書類などの判断に頭を使うものがほとんどない
- 消費期限の切れた食品やカビの生えた布巾は捨てるしかない
- どんどん捨てることによって片付くという成功体験を積むのに最適
-
3: 毎日使うものを基地に集める
- 生活をしているうちに、物が必要になって探したり、たまたま見つけたりして、徐々に重要なものが見つかる
- こういうものを探さなくて良いように基地に集める
- 日々の「物を探す時間」が減って余裕が増える
- 片付いていることによる成功体験につながる
- 単に集めるだけだといずれ物であふれる
- 「片付いた状態の維持」ができない
- なので、棚などを導入して整理する
- これは遅延評価の整理
- 散らかっている部屋全体を片付けようとするのは困難
- 物量が多すぎる
- 必要になったものを集めることで「必要になる頻度の高いもの」が徐々に整理されていく
- 散らかっている部屋全体を片付けようとするのは困難
-
4: 今使わないものを捨てる
- 掃除
- 生きていく限りウンチが出るのと同じように、部屋も生きている限り汚れていく
- トイレに行くのと同じ
- 必要な時にアクセスできなかったら持っていないのと同じ
- 「いつか使うかも」で取っておくなら、それが必要になった時に思い出せることが必要
- 間違って買ったものを保管しても過ちが消えるわけではない
- 掃除
-
5: 部屋のマップを作る
- もののテリトリーを定める
- 関連: Scrapboxへの不満点のヒアリング
-
敵はくっつくと大きく強くなる