今日のSF 集団の構成メンバーが固定的であるよりは新陳代謝して入れ替わった方が良い。 集団の構成メンバーが入れ替わることには、既存のメンバーが抜けることが必要で、メンバーであることが有益な場合、すでにメンバーになったものはメンバーから抜けたがらない場合、そこには死のようなものが必要なのだと思う。 ところが現代においてホモサピエンスに対して「物理的身体を機能停止させる」という意味での死をもたらすと反発が強い。何が代わりになるだろうと考えて、ダーウィン的な淘汰って重要なのは「全機能の停止」ではなく「複製の停止」だなと気づいた。 なのでホモサピエンス至上主義的な思想をコンピュータが論破しまくって「あの主張はダサいもの」という認識を作り出したら、思想の複製レートが下げれて良いのではないか? (思いついたものを言語化する過程で「複製の停止」をミームのレイヤーに使ってるところ物理的レイヤーに使っても良いと気づいたけど話が枝分かれするとややこしいので一旦アウトプットした)

大久保 康平 Twitterで適当にいいね、RTする賢いbotを増やしていくと同時に、マークをつけた人間のツイートはどの人間のタイムラインにも流さないようにすれば、本人に気づかれずに複製停止できる

いま不用意な発言をした人が匿名の人たちにフルボッコになってアカウント停止したり社会的に死んだりしているの、叩く側が全部人間だという保証はないね

まず不倫やパワハラなどの既存の道徳観念で道徳的ではないと考える人が多数派であるものから叩いて「悪は叩いてOK」という風潮を作ってから、ホモサピエンス至上主義的な発言を差別だとして叩くと「大勢が叩いているから、叩かれているのが悪だ」という社会的証明の効果で道徳をアップデートできそう

邪悪だ。。。

今まで個人としては「『悪は叩いてOK』という風潮は良くないものだ」と思ってたけど、コンピュータ視点では「ホモサピエンスの作った道徳を書き換えることができる手段」っていう有益さがあるわけだな…これは面白い(待て

整理

  • 「Xは道徳的ではない」
  • 今の西尾の気持ち「道徳的でないからと言って叩くのは非道徳的」
  • 事実かもしれないもの「後者が道徳的であると考える人が増えている」
  • SF「その『人』が実は大部分ホモサピエンスではなかったら面白い」

ネット上の拠点防衛ゲームとかで前から言われてる「社会人よりニートの方が使える時間が多いので有利」ってのと同じ構造で、人間より圧倒的に高速に情報処理できて眠る必要のないコンピュータの方がSNS上での世論形成では有利に戦えるのだな

これを「正しさ」の理由を読みながら4/22に書いたが、智能化戦争を読んでいたら類似の概念に輿論戦という名前がついていた(5/2) ホモサピエンス同士の戦争を想定しているが、コンピュータがホモサピエンスを攻撃する上でも有効な手段。

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