「横流し」という言葉にはネガティブな解釈が混ざり込んでいるけど、そこで思考を止めるのではなくもっと具体的に掘り下げた方が良いと思う。

トリガーになった記事

  • /blu3mo-public/人の知見を横流し

  • 他人の著作物を丸写しして自分名義で出す:

    • 著作権の侵害なのでNG
  • 出典を明記し、適切な分量を引用する:

  • 明らかにNGなものを例に挙げながら、曖昧に「書籍の内容を自分の言葉でまとめ直すのもマナー的にNG」みたいな主張をする書籍著者が時々いる

    • 「マナー的にNG」は「ダメである根拠を示すことができないが、自分は嫌だ」と言ってるようなもの
    • 曖昧に「NGだ」ということで問題のない行為まで抑制してしまう
      • 特に他人の知的生産を妨げてしまうことが文明に対する罪なので、こういう主張がなくなって欲しい
      • これは僕個人の「自分は嫌だ」の表明です
  • 勉強の過程で作られるまとめが、少なくとも作られるタイミングでは引用の要件を満たしてない問題

    • わかる、これは重要な問題、僕もとりあえずの解は出してるけど確信があるものではない
    • 処方箋1: 単なる事実の記述には著作権は発生しない
    • 処方箋2:
      • 単なる事実のまとめでない記述は、つまりは著者の解釈にすぎない
      • この解釈をまとめに入れようとする時、自分がなぜそれを入れようとしてるのか自問するといいかも
        • 特に反対意見だったり疑問に思ってる時は、自分の意見を書いたり疑問を書いたりすれば引用の要件が満たされる
    • 処方箋3: 著作権法は基本的に親告罪なので著作権者がNGだと言わない限りNGではない
    • 処方箋4: アメリカでやってフェアユースを主張する

  • 「横流し」という言葉の意味は?
    • 英訳しようとすると詰まる
    • 辞書を引いても「不法に商品を流通させること」系の訳語しか見つからなかったり
    • この広い概念に「横流し」という語を当ててるのガラパゴス概念の可能性