from 思考の結節点2022-03-11

久池井 淳 経験からものを語るのは老害の類型と言われるから、経験からものを語ることはいけないな

Nishio Hirokazu それは少し解像度が低い感じがあるな 経験からものを語ることはどういう時に悪いのか?

  • 経験が古いときかな
  • 新しい情報があるにも関わらず、それを判断に取り入れずに、古い経験だけをもとに判断をすることはよくなさそうだ
  • 「新しい情報があるかもしれない」と考えるのではなく、無意識に「新しい情報はないに違いない」と考える
    • これは老と相関がありそうなので老害
  • あー、そうか、情報が入ってくるかどうかが大事なわけだ

久池井 淳 経験で語る場合に、新しい情報は常に古い情報 と比較して自分が持つ情報の中における比率が低い

Nishio Hirokazu 天然状態の人間はそうなりがちだから、意識して新しい情報の重みを大きくすべき

  • という話が巷でいう「unlearn」だとかでしょ

若い人は「自分の知らないことが世の中にある」ということを自然に受け止めている

  • なのでなにか違和感があったときに「この違和感の原因は自分の知らないことがあるせいでは?」と自然に考える。 一方で老いた人はしばしばそれを忘れて「なんでも知っている」ような気になってしまう。
  • この状態に入ると、ポジティブフィードバックが掛かってしまう。
  • それは「なんでも知ってるつもりの老人」が知らないことを若い人が知っていたとしても、それを老人に対して指摘しようとしない、ということに起因している

知ってるつもりの人