@H_YOSHIDA_1973: 昨晩、インド哲学専攻の若い友人から聞いた話ですが、彼が研究対象する仏典(8世紀)のサンスクリット語は、葉(を素材とする紙)に書かれているため、文字が丸い傾向にあるという。なぜなら縦の繊維が多い表面には縦方向の線は書きにくいから。「媒体(紙)が文字の形を規定する」という面白い話。

  • @H_YOSHIDA_1973: しかも南に行けば行くほど文字が丸くなるらしい(紙の材料である葉の成分が気候帯によって変わるので)。羊皮紙とペンの関係や、和紙と筆の関係にも、実は同じようなことがあるのでは、つまり紙の種類(成分、繊維)が文字の書き方や書き順、形状を決定するのは、案外普遍的な現象では、と想像します。

楔形文字も粘土に棒を押し付けて表現するから楔形の集合になってるわけだしね

@moroQma: @H_YOSHIDA_1973 「筆記用具(タイプライター)が文体を規定する」という面白い話

  • 「極度の近視で片頭痛にも悩んでいたニーチェは、タイプライターをいち早く導入」したが「操作性に問題があったため、簡潔な電報文体へと変わってゆくことに」p126

  • 感染症としての文学と哲学
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僕がかんがえをまとめるデジタル文房具Kozanebaを作ってるのも、文房具によって表現しやすいしにくいがあり、しにくい表現が回避されしやすいことをするバイアスが掛かり、それが思考にも影響を与えるって考えてるから

ネオ・ウォーフ仮説