1行まとめ: 3層パーセプトロンの中間層にニューロンが2個あればone-hotベクトルの恒等写像は何次元であっても構成可能

つまり任意次元のone-hotベクトルは、パーセプトロンで元に戻せる形で2次元空間に埋め込める。


100次元のone-hotを入力として受け取り、100次元の同じone-hotを出力する恒等写像を 中間層のサイズが6の3層パーセプトロンは学習することができる。 size=7ではだいたい学習成功し、size=6では時々学習が成功する。 6は下限なのか、そうではないのか?

中間層のサイズを2にして、何次元のone-hotの恒等写像を学習できるか実験したところ 12次元の恒等写像を学習することができた。 2次元なので各入力に対する中間層の値を可視化できる: image なるほど、凸多角形になっているわけか。 点群が凸多角形になっている場合、その一つの点だけを分離する分離超平面を必ず作ることができる。 image というわけで理論上は何次元のone-hotベクトルであっても、2個の中間層があれば、恒等写像を作ることができる。 学習がうまくいくかどうかは別の話だが、人間が適切な重みを構成することもできる。 その場合は浮動小数点数の精度によって表現できる次元の限界がくるだろう。

追記: ポアンカレ円板に埋め込むと同じ2次元でも周辺が指数関数的に広くなるから学習が楽かも