「Xは当たり前」という場合、それは誰にとっての当たり前か
- 誰にとっても当たり前だと主張しているのか
- 単に自分にとって当たり前だと言っているに過ぎないのか
- 前者はかなり強い主張
自分が何かの分野を学ぶと、色々なことが「当たり前」だと感じるようになる
- これは解説本を書くと顕著
- 「あれ?この内容は解説すべき?当たり前だから書かなくて良い?」
- 自分が「当たり前」と感じることであっても、大部分の読者にとっては当たり前ではない、だから分量が許すなら解説した方がいい
- だいたい分量が許さないので悩むことになる
当たり前でないことを書こうとするバイアス
- たぶん長期的にはアウトプットの質を下げる(未検証)
- 長期的には真実が最善の施策であると関連する?
- 著者本人の「当たり前」感覚と読者の感覚はズレる
当たり前のことを書いたものに対して「これは当たり前のことだ」と言う読者について
- これは解説の対象をよく理解している人なので尊重するべき
- 自分の視点から見て「当たり前」と思ったことを無意識に一般化してしまってる人
- 「あなたにとって当たり前のことでも、他の読者にとっては当たり前ではないので」ということ
他人の書いたものを当たり前だと思った時
- 僕も「当たり前だ」と言ってしまいがちだがあんまり良くないかもな
- 結局のところ「当たり前」は主観に過ぎないのだから、その発言から建設的な議論につながることは少ないかも