多様性のコストで言いたいことが伝わらないなーと思ったので図解をした
- 多数派の現状認識は現実とはずれている
- 観測の範囲で最適と思う場所に赤丸が設置されている
- しかし現実には少数派がコストの支払いを強いられている(「遠い… 」)
- 修正案: 全体にとって最適な位置(重心)に赤丸を移動した
- しかし少数派にとっては焼け石に水程度
- 少数派を観測できていなかった多数派は「遠くなった」と感じる
- これが「多様性のコスト」で言いたかったこと
- 多数派の言う「多様性のコスト」は、単に今まで観測されていなかったコスト
- しかもコストを支払ったつもりになっているけど、少数派のニーズには全然足りていない
- 理想状態は「赤丸をどこに移動するか」ではなく「赤丸自体を増やす」
- 具体例で言えば、「どういう働き方にするか」ではなく「働き方の選択肢を増やす」
- サイボウズの人事制度
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2007-2018 選択型人事制度
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当初は2分類、のちに 3分類、2013年に9分類になる。2018年に一人一人個別に設定できるようになり終了
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- サイボウズの人事制度
- それによって、今までコストを押し付けられていたがために少数派であった人たちの参加が可能になる
- 青×印が増えている
- 例えば9時5時の勤務でも7時3時の勤務でも働けなかった人が選択肢の多様化によって働けるようになる
- 関連
- 具体例で言えば、「どういう働き方にするか」ではなく「働き方の選択肢を増やす」