“Lawful”(秩序)と”Chaos”(渾沌)は、多くのロールプレイングゲームや文学作品において、キャラクターの性格や道徳的スタンスを示す指標として使用される概念です。これらの概念は、善悪とは別の軸で理解されることが多いです。
- Lawful(秩序)
- Chaos(渾沌)
- 基本的な特性: 個人の自由を重視し、ルールや伝統に縛られない。
- 特定のロールプレイングゲームにおける解釈: 個人の自由や spontaneity(即興)を重視し、社会のルールや法律を無視するか、逆らうことがあるキャラクター。彼らは、善悪の問題とは別に、自由を追求することに価値を置く。
善悪という道徳的な軸とは異なり、“Lawful”と”Chaos”はあくまで「どのように行動するか」という方法論に関するものです。例えば、“Lawful Good”(秩序に従いつつ善を追求する)のキャラクターは、社会のルールを尊重しつつ正義を行う存在として描かれることが多い。一方で、“Chaotic Good”(渾沌を尊重しつつ善を追求する)のキャラクターは、ルールを破ってでも善を成し遂げようとする存在として描かれることが多い。
このような理由から、渾沌を必ずしも「悪」とは捉えない考え方が存在します。渾沌のキャラクターも善を追求することができ、その手段や考え方が秩序的なキャラクターとは異なるだけです。同様に、秩序のキャラクターも悪の行動を取ることがあり得ます。
- ここは少し補足が必要
- 渾沌のキャラクターは善の行動も悪の行動も取ることができる、何をするのかを決めるのは自分であり、何が善であるかを決めるのも自分
- 秩序のキャラクターは善の行動しか取ることができない。何をするのかや、何が善であるのかは、自分より上位の存在が決める
- なので秩序のキャラクターが善だと思ってやっている行動を渾沌のキャラクターは悪だと考えることができる