2021-11-08
- 価値のあるものXがあって、それの劣化コピーが可能なら、時間経過とともにその劣化コピーが作られて概念Xの境界が広がる
- 能動的に情報獲得しない「靴磨きの少年」のところには、その劣化コピーが先に到達する
- なので観測範囲の問題でXの価値を低く見積もる
- これは悲観的な勘違いで、Xの価値を過小評価してるからXの原典を読もうとせず、勘違いに気づくことができない
関連
- 古典の有用性
- 賢い人が書いた良い本Xを、後の時代の人が劣化コピーしまくる
- 内容の良さで勝負できない人が「あの有名なXに書いてある」と箔付けに名前を出す
- 原典を読まずに劣化コピーだけ読んだ人が「なんだ、大したことないな」と誤解する
- 自己啓発
- 自己啓発はかつては良い意味だった
- 劣化コピーの自己啓発を提供して金を取る詐欺師が増えた
- その結果「自己啓発」自体を悪い意味で捉える人が増えた
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- 視野が狭い
- 悪貨は良貨を駆逐する
- 悪い「劣化コピー」の生産コストが低いことによって量産される
- 「良いコンテンツ」は生産コストが高い
- 良いコンテンツと劣化コピーのを同一視される場に良いコンテンツを出すことは合理的ではないので、そういう場に良いコンテンツは出なくなる
- 少数派ばかり観測する人の中では少数派が多数派
- バグったプログラムが世の中にたくさんあったとしてもバグってることが正しいことにはならない
- あまりよくない言葉だが、もっとシンプルには「バカが多くてもバカが正しいことにはならない」
- 単にバカが多いだけ
- あまりよくない言葉だが、もっとシンプルには「バカが多くてもバカが正しいことにはならない」