僕の未踏ジュニア2020での審査の仕方について

  • この記事は未踏ジュニア自体はあまり関係なくて「100件を超える応募書類にどう向き合ってるか」の技術的な話
  • 応募側の人には参考にならないと思う、似たような審査をする人向け

image

書類審査

  • 応募書類はすべてPDFにしている
    • 未踏ジュニアはそもそもPDFでの応募
    • 数件フォーマット間違えてるのがあるのでこの時点で揃える
  • 応募書類をDropboxの一つのフォルダに入れる
    • iPadで開いて、フォルダごとオフラインモードにする
      • これでiPadローカルに保存され、開く時にネットワーク経由のダウンロードを待たなくてよくなる
      • 昨年は通勤電車で読んでたので、それもネットワーク不要にする理由だった。
    • 今年はCOVID19で在宅だったので上記のようにPCも使う構成になった
    • フォルダにスターをつけておく
      • 提案書類を見たくなったら「Dropbox開く→スター付き→フォルダ選択」の3タップで提案書類一覧画面になる
    • 提案書類は名前順ソートで提出ID順に並ぶので(そういうファイル名になる仕組みになってる、僕が作ったのではない)上から順に見ていく
      • Dropboxだと2タップでPDFの全画面表示になる
    • (2021年)在宅勤務でずっとWi-Fiあるし、Dropboxに入れずにGoogleDriveから直接でできないかなと思ったが、書類を開いて一覧に戻ると一覧がリロードされて、下の方のPDFを開くにはまたスクロールが必要になる、面倒
      • PCだとオフラインにすることができそうだったがiPadでどうやるのかわからなかったので今回もDropboxでやることにした
  • privateのScrapboxをスマホのPorterで開き、一つのページで思ったことをなんでもメモしていく
  • PC
    • PCでないと見づらいようなものを見るのに使う
    • まずは各応募の詳細な情報がまとまったスプレッドシートを開いておく
    • シートを自分用に複製して書類審査の進捗のパーセント表示をしておく
      • N個の応募があるなら、k/Nを各k番目のセルに書いておくことで一目で進捗が分かる
  • 審査の締め切りに追われて後の方の書類を雑に読んでしまうと悪いので、まずは一回すべてに目を通す
    • それから興味を惹かれたものをもっと詳しく読む
    • 興味を惹かれたものの応募IDが何番だったかはScrapboxを見ればわかる
    • この過程で30倍くらいの倍率で面接する人を選ぶ(つまり3〜4件)
      • のだが、今年関さんが10件以上面接してて、僕もその方が良かったかもなと思ってるので来年はそうするかも
      • その場合、書類審査10倍、面接10倍、という感じになる

面接

  • PCでZoomの画面と提案書とを並べて表示
    • ギャラリービューにして全員の顔が同等に見えるようにしている
  • 面接メモはiPadのNotabilityで手書きする
    • 「なるほど、この話がここに繋がるのか!」とか「この二つの話にギャップがあるような?」みたいなことをリアルタイムで記録するのにキーボードでは不便なため
    • 打鍵音がビデオ会議に入らないというメリットもある
  • iPhoneは、例えばちょっと調べ物をするなどの時に使う
  • 面接した人はScrapbox上でページを作り、その後のフィードバックをメールで送ったりした時にはそのページに加筆していく、メールボックスに入れたままだと過程を確認しにくいから