ネットワーク形成システムとしての未踏」の考え方を経て、有益な人的ネットワークの構築を国家予算に頼らずに行うアルゴリズムができないだろうかと考えたもの

2017-12-30 人的ネットワーク構築アルゴリズム ざっくり

  • 小さいグループ(コミュニティ、多くて30人程度)をたくさん作る

    • それぞれのグループは背反ではない
    • 全てがフォーマルな組織ではない
    • 全てがパブリックではない
      • 一部の「入り口」となるコミュニティは大人数やパブリックでよい
  • 複数のグループに所属することを奨励する ref. パラレルワーク

  • 利己的プレイヤーの情報は複数のグループに所属するメンバーによって他のコミュニティに拡散する

  • インフォーマル組織が不調な場合、参加者は速やかに離脱して別のグループに逃げる

    • 互恵的行動が生まれたグループは存続し、利己的プレイヤーに荒らされたコミュニティは消滅する
    • 利己的プレイヤーを明示的にkickすることなく、自浄作用を発揮できる
  • ref ネットワーク形成システムとしての未踏

  • 囚人のジレンマに耐性のあるコミュニティ構造

  • コミュニティによる生産性向上のすすめ

  • 組織境界の曖昧化

  • Q: 少ない人数のグループを作っただけではうまく行かなかった。日を追うごとに参加する人が少なくなっていった。

    • A: 詳しい状況がわからないが、グループに貢献することのインセンティブ設計がなかったのではないか
      • 適切に回っている小グループでは、構成員がそのグループの他のメンバーの利益のために行動し、それによって構成員がそのグループに所属していることによって利益を得る。
      • そのため、このグループに所属しつづけることにインセンティブが発生する。
  • 紹介者責任制